山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年07月26日(土) |
【写真付】宮城県の地震で労災病院も揺れる |
書道クラブのお二人が見舞ってくださる。 さすがにネットは見てないだろうから、パソコンで背中の傷を見せてやった。今年の本院展で上位入賞したので東京都美術館へ見学に行ってきたそうだ。ご一緒したかった。
未明の地震が強かったらしいと朝のニュースを見てたら、その最中にさらに強烈な地震があった。ここからNHKニュースはずうーとこのニュースが続く。
このニュースの中でアナウンサーが各地の町村役場に電話して被害状況を尋ねる場面がたくさんある。電話される町村側はたいてい総務課長などが対応する。これを聞いていると変に面白い。
町村によってきちんと答えられる人と答えられない人がいる。質問に答えが一致している人、なぜか質問に答えが合わない人、さらにはそれは聞いてないのに答えられない理由を先回りして言い訳する人、さまざまな人がいるものだ。それぞれ総務課長さんだからその町村のレベルがわかってしまうというものだ。きちんと答えられるよう準備なり訓練が必要かもしれない。そのために防災担当がいるのだろうから。
もう一つ、とっても気になることは、NHKのアナウンサーはマニュアルどおりに質問しているのだろうけれど、相手の答えととずれていることがしばしばあるにもかかわらず、同じ質問を繰り返すことだ。質問は一方的かつ硬直的で、相手が調査中だと言っているにもかかわらず、未調査の項目の質問を繰り返し続けるのだ。これは今回気がついたことではない。これまでの報道を見てきてずうーと感じてきたことだ。災害のたびに繰り返されている。
だいたい災害の渦中にある市町村役場はてんてこ舞いの忙しさであるはずのところに電話しておいて、一方的に要領に得ない質問を繰り返すのはやめてもらいたいものだ。受ける側にしても生放送でNNKという公共の電波に乗っているわけだから邪険にもされず、困っているに違いない。NHKはいつになったらこんなことに気がついて改めるのだろう。 (誤解のないよう付け加えておくが、私は市町村側の説明責任を言い逃れているわけではない。もうちょっと質問の仕方を考慮してはどうかと思うのだ。今日見ていても、全国放送のアナウンサーが質問して、ローカルに切り替わったら、また仙台放送局のアナウンサーが似たような質問を同じ総務課長さんにしている場面に出会った。)
今日から第二弾の治療が始まった。第二回目のシリーズの点滴が始められた。「血管の確保」作業ができていなかったので午後からの治療になった。でも点滴はボトル1個だけだったので1時間弱で終了した。
終了間際に接待部長が来て下さった。ご自宅が桜ヶ丘なので近いというお話だった。最近の状況をお話くださり、仕事は順調だから心配せずに療養するするようにとのことだった。最後は立ち上がってお話しをしたら、大丈夫かと心配して下さったが、こちらが会釈もできずに失礼した。前屈ができないのだ。
昨日一週間ぶりに背中の傷を撮影した。昨日はUSBコードがなくパソコンに取り込めなかったので今日その作業をした。一週間前の傷と比べてみたい。娘に言わせるとだいぶ赤みが引けて薄くなってきたそうだが、写真でそれがわかるだろうか。
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