山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2003年07月12日(土) たくさんのお見舞い

今朝4時に便意で目覚めた。硬くないウンチが出た。

朝食後、またウンチが出た。普通の硬さである。

昨日までの便秘、しかも超硬いウンチから考えると、奇跡のようなものだ。これには昨晩からの伏線がある。昨日4日ぶりにウンチをしたのに安心せずに、昨晩から下剤を増やしてもらったのだ。これまでは検診の時などにバリウムを飲んだ後出されるのと同じタイプの赤い錠剤2個を寝る前に服用していた。夕べからはこれに加え、ラキソベロン液という「滴下型緩下剤」をいただいた。これは十数滴を水に溶かして服用する。便を軟らかくする効果があるそうだ。確かにその効果てきめんであった。

11時過ぎ、水産課長の工藤良弘さん、うちの大坪参事、三浦順哉さん、大崎俊夫さん、そして蛯名敦さんが見舞ってくれた。まずは水産関係の特区の話題だ。私が最初に工藤課長に振った「気仙沼市の水産特区」の話はぽしゃったらしい。エネルギー特区でのNEDOの申請が採択されたそうだ。おめでたい。

午後3時過ぎに意外な人がお見舞いに来てくださった。2年ほど前に退職された山田壽明さんだ。これには私のほうが意外だった。どこから聞いてきたのかたずねたところ、書道を習おうと、3月に叩いた門が「龍翠書院」だったというのだ。ちょうど今「石橋龍翠遺作展」が開催されており、私の作品も見てきたとのこと。私が回復したら一緒に勉強する機会もあるだろう。うちの娘を見て「奥さんですか」とまじめに聞くあたりは山田さんらしい。

娘と歩行訓練に立ち上がった矢先に、やはり今年退職された地元の三浦義一さんが見舞ってくださる。知事選挙のときに投票事務をしていなかったので変だと思ったそうだ。あちこちで心配をかけてしまっている。

デイルームで三浦さんと話しこんでいるところへ、政策推進室磯嶋氏夫妻がおそろいで見舞ってくれる。総合陳情の様子を聞いたほか、本を2冊差し入れてくれた。
「緒方貞子という生き方」黒田龍彦
「99才まで生きたあかんぼう」辻仁成

夕食後の歯磨きをしていると、風張知子東京事務所長夫妻が見舞ってくださる。やはり昨日までの陳情の様子や、東京での仕事ぶりをうかがう。彼女自身3ヶ月ほど足の怪我で入院したことがあるそうで、そのときの体験談など聞かせてもらい参考になった。
みな心配してくださり、本当にうれしい。


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