台湾へ行きタイワ〜ン その3※ - 2004年01月02日(金) 台湾滞在3日目。 この日も台北市内を探検する。 まずは歩きで政治大学へ。 キャンパスを見学。 授業に駆けつける学生さんが大勢(お正月休みは旧正月!)。 大学の敷地はかなり広大で教室の移動は大変そう。 大学近くのお店で朝ご飯。 学校へ向かう前に朝食を取る学生さんで大賑わい。 料理を作るおばさんは大忙し。 この辺は、朝食を安く食べさせるお店が何軒かあって学生街の雰囲気。 ふつうの観光客はこんなところまで来ないだろうな……。 肉まんと昨日気に入った蛋餅をいただく。 蛋餅はお店によって微妙に味が異なるようだ。 どのメニューも安い! わしの大学時代はまわりに安い食べ物屋さんがまったくなかったので、とても羨ましく思った。 バスでMRT木柵線の動物園駅へ向かう。 この駅のそばには台湾最大の動物園があるのだが、今回はパス。 このMRT木柵線は、ゆりかもめのような無人運転の電車だった。 しばらくは高架を走るので景色を見渡せて観光によい。 途中、病院の建物の中が駅になっているところがあった。 日本にもビルの中に駅があるところはいくつかあるが、病院は珍しいのでは。 忠孝復興駅で板南線に乗り換え、国父記念館駅へ。 孫文を記念して作られた国父記念館を見学。 この建物の周りには花壇がいっぱいあり、カラフルなお花が咲いていてとても美しい。 館内には孫文に関する資料が展示してあるが、 昨日の蒋介石に比べるとかなり寂しい量であった。 あまり見るものもなくサクサクっと。 記念館をあとにしたわれわれは歩いて市政府方面へ。 この日になってようやっと天気がよくなってきた。 晴れ間が少し見えて暖かく、上着がまったく要らない。 市政府周辺は比較的新しそうなビルが多く官庁街のような雰囲気。 台北世界貿易中心というトレードセンターもあった。 再開発の真っ只中で、工事中な場所が目立つ。 横浜のランドマークタワーのような高層ビル台北101へ向かう。 文字通り101階建てで、ランドマークよりこっちのほうが背が高い(ちょっと悔しい)。 ビルの下6階がショッピングモール「台北101購物中心」になっている。 ランドマークプラザをもうちょっと大きくしたような感じ。 デパートのそごうも入っていて、高級イメージで売っているようだ。 まだ工事中のところが何箇所かあって、すべてのお店がオープンしているわけではないようだ。 地下1階は、まさにデパチカでグルメ街やスーパーになっていた。 お寿司や丼物などの日本食もあったので、駐在の日本人には喜ばれそう。 ただし、MRTの市政府駅からこのビルまでそこそこ距離があるので交通は不便。 駅からシャトルバスが出ているらしいが面倒くさいのは否めない。 桜木町駅から動く歩道で結ばれているランドマークのように、 駅から行きやすければ集客も増えるだろう。 ここのそばにある三越もブラブラと。 地下のフードコートがかなりの充実。 なにか食っていきたいところであったが、お昼にうめい小龍包が控えているのでがまん。 映画館が入っているワーナー・ビレッジもすぐそこにあるので探検。 このころ、日本で大人気の「ラスト・サムライ」は、まだ台湾では上映されていない。 ここの地下のフードコートにバーガーキングがあった! 悩んだ末に、食ってしまいました。 アメリカの店よりメニューが少ないようだったが、食うものはすでに決まっているので問題なし! BSEなんて怖くない! もちろん小龍包も食うぞ! MRT市政府駅から忠孝新生駅へ行き、さらにバスでちょこっと。 今日は地下鉄を駆使しまくりなのだ。 本場の小龍包をもとめて信義路の鼎泰豊へ。 お昼時をやや過ぎていたのに、店の前にはお客がわんさか。 日本人もいっぱい。 店内で大勢の料理人が包子をせっせと作っている様子が外から見える。 日本語がわかる店員さんからメニューというか注文票を渡される。 あらかじめ何を食べるかを印して店員に渡し順番待ち。 順番がきたら番号で呼び出されるしくみ。 順番がくるまでまだ時間がたっぷりあるので、並びの商店街でお土産を探す。 美味しいウーロン茶とパイナップル・ケーキをゲット。 鼎泰豊の名刺を見たら、横浜の高島屋にも出店していることを初めて知る。 知らなかった!! 順番がくると2Fに通された。 本場の小龍包はマンガ「美味しんぼ」で読んだ通り、 「あつあつの肉汁がどびゅではふはふ」は本当だった! 口の中をヤケドしてしまいそう。 飛び出た肉汁を無駄にしないよう蓮華に乗せて黒酢と千切の生姜でいただく。 サスガでありました! ほかにもスープ餃子、エビそば、蒸し餃子、チャーハンをいただきました。 意外にもチャーハンがとても美味くて美味くて。 お腹いっぱいになりすぎて苦しい。 腹ごなしにMRT中正記念堂駅まで歩く。 MRTに乗って台湾の原宿といわれる西門へ。 吟日族とよばれる日本に憧れている若者が集まる街。 戦時中、日本に占領された歴史のある台湾だが、親日派の人々がものすごく多い。 「日式」と書いてある看板は日本風のお店。 しかし、誤解された日本風がたくさんあり、それを発見するのが面白い。 回転寿司のメニューにとうもろこしをあぶらげで包んだイナリ寿司があったり。 ポスターには日本語のコピーが書かれていても、間違っている日本語だったり。 「有楽町」という洋品店にはあやしい文字で「アメリカ日本流行フーション」と看板に書いてあった。 多分「ファッション」と言いたかったのであろう(汗)。 「だいいち」というゲームセンターの垂幕には「はやらか・す-流行」の文字が……(意味不明)。中黒の点はいったい?? VOWネタには事欠かない街である。 歩き疲れたところで、スターバックスへ行き休憩。 コーヒーの味はまったく同じなので安心する。 この街が本当に盛り上がるのはやはり夜だそうで、 気だるい昼下がりではまだまだこれからという感じ。 この街にあったタワー・レコードはすでにつぶれていた……。 またMRTに乗っておしゃれなエリア頂好へ行く。 ここにもそごうがあったり、デザイナーズブランドのブティックがあったりでちょっと大人の街。 地上だけでなく地下街も発達していた。 Mの発案でこの街の英会話教室を冷やかすことに。 受付のお姉さんがとてもかわいい人でドキドキしてしまう<アホ。 Mが台湾へ来たばかりの日本人を装い、英会話のカリキュラムやら料金を聞き出す。 よくやるの〜。 ネイティブの講師も常駐しているようだ。 テキストを見せてもらった。 時事ネタを扱っていてなかなか新鮮な内容。 おれここで習おうかな……(妄想)。 自分は中国語話せないけど、あのお姉さんにもう一度会いたいと思った(熱しやすく醒めやすい)。 台湾での最後の晩餐は、六福皇宮(ウェスティン)でブッフェをいただく予定なのだが、 さきほどのバーガーキングと小龍包が効いてぜんぜんお腹が空かない! 商店街をひやかしたり微風広場(Breeze Center)というショッピングセンターに入っている紀伊国屋書店でシティ・ハンターの中国語版をお土産に買ったりして、 あちこち動いてみるもお腹のモタれはとれない。 意を決して超豪華な国際ホテルに突入。 あらかじめ予約しておいたのに、予約が入ってないとかでスッタモンダ。 結局は席につけたけど、ちょっと焦る。 料理は高級ホテルらしくゴージャス。 中華よりも洋食がメイン。 サラダで久しぶりの生野菜を食う。 職人がお寿司を握ってくれるコーナーもあった。 好きな具を入れて作ってもらう麺のコーナーが面白かった。 さきほどBKを食ったので、牛肉系を恐れずに食う。 ボイルした蟹は水分が抜けていてパサパサ。かなり残念。 果物はキウイ・パパイヤ・マンゴーな南国系がいっぱい。 ワックスアップルを生まれて初めて試す。 不思議な感触。 食べているうちに、デザートのコーナーがどんどん減っていく……。 日本のホテルだったら、お菓子がなくなったらどんどん補充していくはずだが……。 ここではとうとう補充ナシ! ここで台湾のブッフェの鉄則を。 「食べたいデザートは早めに確保すべし!」 でないと、あとで泣きを見ることになる。 高級なホテルだけあって、料金も高級で「うひょー!」ですた……。 はい。 Mの家に戻ってテレビを見ながらビールを飲む。 あるチャンネルでかなり昔の新日本プロレスが放送されていた。 まさか10年ほど前に行われた武藤敬司VS高田延彦の一戦を台湾で見ることになるとは……。 試合終了のゴングとともに台湾最後の夜は更けていった。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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