たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

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新たな予感 - 2003年03月30日(日)

珍しく午前中にNへ。
ひとつめはベリンダ(豪)。
Zからヘルプで来た人。
本来ならこの日はオフだったらしい……かわいそうに。
日本に来てまだ2ヶ月ほどとかでとても初々しい。
ブロンドの髪と青い目が魅力的で女優の誰かに似ている。
彼女は豪州のタスマニアからやってきたそうな。
そういえばかつてうちにいたヴァネッサもタスマニアだったけ。
彼女の発音から豪州出身だと瞬時に見破ることができた。
きっとヴァネッサのアクセントに似ていたからだろう。
生徒さんからは英国かカナダ出身と思われることが多いと彼女は言った。

よって、のっけのフリートークは自己紹介タイム。
さっそく彼女から「アメリカン・アクセントね。アメリカ人の先生に教わっていたの?」とつっこまれる。
自分で習得したというと、いつも信じてもらえないので
「セサミ・ストリートから吸収しました」と無難に答えておいた。
藪から棒に
「結婚してるの?」
と訊かれドキドキする(汗)。
"No. You have a chance to marry me."
と自分でもビックリするようなことを言ってしまう(自爆)。
一瞬シマッタ!と思った。
ベリンダはほっぺを赤らめて照れてたのでぜんぜんOK!
ほんとに初々しいんだから!かわいーっ!!
パムをあきらめて思い切って乗り換えちゃおうかしら(危険発言)。
かつてのパムも最初はこういう感じだったんよね。
最近は憎らしくなってきたけど。

レッスンは"Seeing A Doctor"のユニット。
テキストに書いてある図から各器官の名前を当てていく。
何度もやったところなのに、けっこう忘れちゃってる。猛反省。
外国で病気や怪我したとき、痛い場所とか症状をサラッいえないと命取りになりかねない。
テキスト以外にもたくさんの用語を教えてもらった。
diabetesとかhepatitisとかvertebraとか。

テキストを見終わったあと、
ボキャブラリービルダーで応用編。
病気の症状を表す英語を少し教わる。
faintとかvomitとか。

ベリンダはまだ不慣れなせいか、
会話が途切れたときの対処がまだぎこちない。
何度か数秒間会話が死んでしまうときがあった。
こういうときわしがサクっとフォローできればカッコいいんだろうけど……。
まだまだですな>自分。

それにしても、久しぶりにドキドキワクワクさせてくれる人に出会えたな。
欧米人にありがちな「私が!私が!オレが!オレが!」みたいなゴリ押しの自己主張が希薄。
控えめなところが日本人の心をくすぐる。
でも慣れてきたらまた雰囲気変わってしまうだろうけど。
ZへVoice遠征しなくちゃ!
レッスンが終わった後、彼女にボキャブラリビルダーのコピーをとってもらう。
彼女はわしよりも長身であった……。
うむむ。
一緒に並んで歩いたら、わしはFBIにつかまった宇宙人状態(笑)。

ふたつめはタニア(英)。

そういえば、先週の彼女のレッスンで書き忘れたことがあった。
エチオピアの貧困と先進国による援助の記事を読んだのだが、
彼女はこんな言葉を残していった。
"Give a man a fish you feed him for a day.
Teach a man to fish and you feed him for life."
うーむ。
国を救うためにはまず方法っていうか教育を充実しないとダメっていうこと。
深いね……。

話を元に戻す。
のっけのフリートークでは、昨日ブレイクの家族に会った話をしてみる。
そこそこインパクトあったみたい。
他の生徒サンは海外旅行の話とか。

レッスンはディベート。
タニアは"Playing devil's advovate"と言っていた。
わざと反対の立場をとる人とか、他人のあら探しをする人の意味らしい。
最初のお題は旅行ネタ。
生徒さん同志で話し合うよう命令されたとき、
初めの出だしをパッと言える積極さが評価につながるに違いないと思って、わしが口火を切る。
NYCへ行きたいと。
グラウンド・ゼロを見ておきたいし。
前市長のジュリアーニがどうこの街を変えたのか実際に見ておきたいし。
ヤンキースの松井を生観戦したいと。
他の生徒さんから大した主張や反論が起こらず企画倒れの感。

次にタニアが用意したお題はイラク戦争。
わしが戦争遂行派。
あとふたりの生徒サンは戦争反対派という設定までされた。
2対1で不利な上に反論しにくい武闘派にされるとは、まさに"Devil's advovate"ですな……。
ホットな話題だけにけっこう白熱した。
英字新聞を読んだりテレビのニュースで得た知識を総動員。
これはイラク国民を解放するための戦争とか。
一般市民の巻き添えは悲しいが、サダムが統治している限り米軍が攻めなくても人民の血は流れるとか。
イラクとテロリストはつながっているとか。
クルド人は米軍を歓迎しているとか。
まるで米国の新保守派の主張みたい……。
しゃべっているうちに自己嫌悪で体が震えてきちゃったよ。
論戦が終わったあと、タニアが「よくやった」とわしを誉めてくれたので救われた。
ホントのわしはバリバリの反戦派です。はい。
いちおう念のため。

ところで、今日のNも女性講師陣ばかり。
T父さんひとりが男性。
こういう場合は紅一点じゃなくて何と言うのだろう?
Voiceの4コマもすべて女性が担当だった。
キャサリンがバケーションから戻ってきた。
タイに行ってたそうで、いい色になっていた。
どうやらうちのNでタイ・ブームが起きているようだ。

レッスンが終わった後、N更新の手続きをする。
悪魔と取引したような後味の悪さ。
アメリカへ行く件とどう両立させたらいいのだろう?
KAORUさんみたいに、旅立つ直前に毎日Nへ通うのもいい。
が、それでもあまっちゃうでしょう。

はあ。。。
Nに入学を決めた当時は、3年もあればアレをナニする件もかたづくだろうと予想してたのに……。
未だに何も解決してないという現実に思いっきりへこむ。
いや、マジで落ち込みました。

Hへ行こうととりあえず横浜まで行き、映画館のお店でランチをいただく。
しかし、食べているうちに体中がだるくなってきてしまいフタマタ作戦を断念。
渋谷には行かず横浜でCD屋めぐりして帰ってきた。
たまには体を休めることも必要なのではないか。
と自分に言い聞かせながら……。

とかいいつつも、
いったんうちに帰ったあとクルマで買い物がてら近所の桜名所を巡る。
まだ2〜3分の咲き。
木によっては5分以上咲いてるのもある。
来週あたりが見頃だろうな。
わしの人生も桜が満開になりますように……。





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