たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

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キーワードは"Taking risks" - 2003年01月19日(日)

朝10時半頃目が醒めて焦る。
あれ!今日は何時の予約だったっけ??
朝一のだったらNSじゃん!

頭がぼーーっとして目の焦点が定まらない状態のまま、
メモを確かめると11:40からだった……。よかった〜。
ふわーっ、最近は物忘れが激しいなあ。

ひとつめはケイト(豪)。
"What's up?"攻撃には、
昨日今年初めてのCD屋めぐりをして何枚か買った話をした。

ケイト:「何のCDを買ったの?」
わし:「Judas Priestの新しいライブ・アルバム」

ケイトはこのバンドを知らないらしく反応が鈍い。
メタル系は全般的にダメみたい……。
ところが、となりの教室で教えていたティムが眼を輝かせてわしに3つ指サイン!
わしの声が向こうに聞こえていたようだ。
どうやらティムはHeavy Metalが得意みたい。
やっほー!
この人は飛行機ネタもOKだし音楽も好みも共通している。
こりゃいつか飲みに誘わなくっちゃ(反則の野望)!

そのあと、ケイトのタイ旅行について聞いてみた。
今回は一人旅でちょっと寂しかったみたい。
タイのどっかでサーシャに会ったそうな。
彼女はどんちゃん騒ぎの後でとても疲れていたとか?
今回でタイは4度目だったそうである。
「どうしてそんなにタイが好きなの?」と訊いてみた。

まず、タイの人々がとてもフレンドリーで親切であること。
ケイトは豪州の海沿い出身でそこの海はとてもキレイなんだけど、
タイの離れ島の海はもっとキレイとのこと。
あと物価がとても安く、晩御飯が90円で済んでしまうこと。もちろん美味い。
などの理由をあげてくれた。
うーむ。わしもタイへ行きたくなってきた。
タイじゃなくてもいいからどこか南の孤島でのんびりしたいなー。

レッスンではThe Straits Timesという新聞が使われた。
"Poor marks for U of Tokyo grads---They work hard...but lack creativity"
ということで、東大は日本でもっともステイタスのある大学だけど、
想像力が欠けると言われているのはなぜ?教えて?
とケイトは訊いてきた。
大学は生徒に何を叩き込むべきか?を企業のトップにアンケートしたところ、
"logical thinking"、"creativity"、"problem solving ability"の3点がもっとも多かったとその新聞に出ていた。

記憶力重視の受験がまず槍玉にあがった。
とにかく覚えることが大事で、子供たちの独創性などなんの評価にもならない。
学校の先生だって、テストの点数ばかりを重視し、子供たちがなぜそう思うか?を授業で訊かないといった現象にケイトも興味深そうだった。
日本の高度経済成長をささえてきた偏差値教育は、
もはや今の時代に合わなくなっているし、いろんな歪があちこちにでてきている。
まして「ゆとり教育」なんかは自殺行為に等しい。
貧富の差が広がり、産業の国際競争力も落ちていくにちがいない。
もし、自分に子供がいたら日本で教育を受けさせるべきかどうか?
深刻に悩んじゃうよ。ええ。

ひとつめのレッスンが終了して講師陣が戻っていくときにタニア(英)を発見したので声をかけてみた。
そしたらわしらの教室に入ってきた。
彼女も暮れ頃からバケーションで姿を消していたので超久しぶり。
1ヶ月かけて東南アジアの諸国をまわってきたらしい。
それにしても、バケーションから戻ってきた人は例外なくみんな晴れ晴れした顔してるのはどういうわけ?
旅行で日ごろのストレスを浄化してくるのだろうな。
羨ましい!
これで今年に入ってまだ会っていないのはパムとケンのみ。
ケンの居場所はわかっている。
まったく謎なのがよりによって肝心のパムとは!

受付で予約を済ませて、
次の教室に戻ろうとするとスタッフルームの扉が開いていたので乱入。
さっそくティムとJudas Priestネタで盛り上がる。ホクホク。
T父さんとも米国の大学についてちょっと話す。

ふたつめは待望のT父さん(米)。
最近のT父さんは遅いシフトの場合が多く、自分は午前中にレッスンするパターンが多いのでレッスンに当たる機会はかなり少ない。
のっけのフリートークではNew year resolution。
わしの目標はすでに見抜かれていた(汗)。
もちろんアレとナニの件っす。
T父さんにいっぱいアイデアをもらった。
とにかくネットでたくさん情報を収集しなさいと。
わしはいままでリスクを冒すことをものすごく恐れていたように思う。
リスクを恐れずに飛び込まないと、自分の夢は永遠に実現できないのであった。
ここぞとばかりにT父さんに
「高齢で日本にやってきたことは、ものすごいリスクだったよね?」
と訊いてみた。
しかし、本人は
「ぜんぜんそんなことないよ」
と、どこ吹く風。
日本に来たばかりの若い同僚たちが、
違う言葉、違う文字、違う食べ物、違う習慣、違う環境に戸惑い嘆いている姿を見るたびに
「おい、おまえらここは日本なんだぜ!違うのはあたりめいだろ!!」
と励ますそうである。
うーむ。サスガ!
T父さんのチャレンジ・スピリットをしっかり見習わなくては!!

あとウィーンのカフェのお話も面白かった。
T父さんは暮れにウィーンへ新婚旅行へ行っていたのだ。
カフェで見知らぬ人たちと議論するのが面白いんだって。
わしが描いている将来の夢と一緒なんでびっくりしてしまった。
ほいりげの表紙にもほんのちょっとだけ似たようなこと書いてあるけど、
老後はウィーンのカフェでコーヒーをすすりつつ新聞を読みのんびりと過ごしたいのだ。
そのことを打ち明けたらT父さんびっくりしてた。
わしとT父さんは親と子ほど歳が離れているのに、どういうわけか共鳴する部分が実に多い。
不思議だ!

レッスンは"New Way Of Life"のユニット。
みごとにフリートークのネタとつながっている(汗)。
このユニットはつい最近ガブリエルとやったばかりだが、T父さんなら違った切り口でくるだろう。

まずテキストの写真を見て、そこから想像できることを挙げていく。
バイクとキャンプ用品に囲まれたヒッピー風の男が写っている。
"Easy Rider"を想起させると言ってみた。
そう、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが出演している映画。
これからバイクで野宿な旅に出ようとしていることは意見が一致。

T父さんは"rat race"について思うところを述べよと聞いてきた。
このユニットには都会のrat raceに疲れて郊外の農場に移った人のインタビューが載っているのだ。
とりあえず片道1時間半の通勤にうんざりしている状況を語る。
毎日必ず3時間損しているのだ。
そんな愚痴からまたアレとナニの件に話が戻っちゃう(汗)。

"so 〜 that"、"such 〜 that"の構文をエクササイズで練習した後、
最後はロールプレイング。
設定は80歳。
若い頃外国に住んでいた思い出話を上記の表現を使って話しあうというもの。
アメリカをクルマで横断し、各州を巡る旅の思い出を言ってみたら(実際はまだ行ってません!夢です、夢)
T父さんの目つきが変わった。
アメリカの話はとても嬉しいらしい。
相手の生徒さんはオーストラリアに移住してガーデニングした話をしてくれた。
これも牧歌的でなかなかよい。
40分があっという間に過ぎていった。

午後は超久しぶりにH。
ここにも通っていた事実をあやうく忘れそうになった。
S氏がやはりいなかったので、
Jonという英国人の初級英会話と、
AndyのMOVIEに出てみた。
大御所はひげを剃ってスッキリ。
そっちのほうが若く見えるからいいのにね。




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