New Year Resolutionは負け越し - 2003年01月18日(土) 地元のNで2レッスン。 ひとつめはサム(豪)。 誰か知らない人が教室に入ってきたのかと思った。 ヘルプの人? いや、あの人懐っこいスマイルは確かにサム。 髪をすっかり短く切ってリフレッシュ!? スポーツ刈より短いかも。 まるで学生サン。 あ〜あ、これでますますオバサマたちの母性本能をくすぐってしまうのだろうな(汗)。 ちなみに、サムはオバサマから熱烈にものすごく人気があってマダム・キラーなのである。 彼は暮れから母国に帰ってた。 そこで髪を切ってもらったらしいんだけど、それがえらく酷かったとか。 それを解消するためにさらに切ってしまったそうな……。 "I thought you're dumped." とけん制してみたが"diffrent reason"とやんわり否定された(笑)。 彼が暮れに旅立つ直前のレッスンで、 実は衝撃的なことを告白されていた。 (当時の日記には書かなかったけれど) 「今回オーストラリアに帰ったら、もう日本に戻らないつもりだった」と……。 彼は本気でNを辞めるつもりだったのだ。 うひゃー! サムがいなくなったら大打撃じゃん。 何があったのか?よくわからないけれど、旅の直前にまだ日本にいようと気が変わったらしい。 サムがいなくなったらデイブが寂しがるだろうし、 その他の生徒サンにとってもショック大きいことが容易に想像できる。 無事に戻ってきてくれてホッとした。 正直言ってホントに嬉しかったんよ。 レッスンでは、 働かずに儲けるにはどうしたらいいか(汗)? ・宝くじを当てる ・何かを発明して特許を得る ・株で一儲け などの案があがった。 サムが提示してきたのは「銀行強盗」(笑)。 欧米で強盗は難しいが日本ではセキュリティが甘いので楽勝だよ、とサムはいった。 ホントか? そのあとサムは「何かスポーツ用品をあげよ」と他の生徒さんに訊いた。 「ゴルフ・クラブ」があがった。 わしは「野菜」を訊かれた(いったい何のつもり???)。 わしは「きゅうり」と答えた。 その他に「洋服」、「武器」、「数字」、「時間」をひとりづつ順番に聞かれた。 「シャツ」、「マシンガン」、「16」、「1:30」とそれぞれ出た。 サムはこれらあがったコトバを使ってうちのNへ強盗に入る計画を立てよと命じた。 なるほど!三題噺みたいなものか。 これじゃ六題噺じゃ。まとまるんかい?? 結局、「1:30」に駅へ集合して合言葉は「きゅうり」。 「マシンガン」はゴルフケースに隠し持ってくること。 窓ガラスを割るのに「ゴルフクラブ」を使う。 着るものは目立たぬよう黒い「シャツ」。 わしらが乱入するときには、きっとスタッフ、生徒、講師含めて「16」人いるだろう。 とかなり強引ながらもキレイにまとまった。 テキストとは完全に切り離れたところで、 独自の企画をレッスンに持ってこれるのがサムの素晴らしいところ。 たとえテキストを使ったとしても、 必ず何しかしら彼のアイデアでレッスンが進められるのだ。 というわけで、いなくなってはヒジョーに困る人材なのであった。 ふたつめはヘルプでやってきたボブ(豪)。 この人は昨年もうちのNへヘルプにきて当たったことがある。 彼も自分を覚えていてくれた。 ふだんはTで教えているらしい。 彼はオーストラリア出身なのだが、かつて陸軍にいたという貴重なお話を聞かせてもらった。 そこから発展してレッスンは、"Permission Slip"。 軍では外出する際に、どこへ行って、誰に会って、目的は何?みたいな 外出許可をもとめる文書を提出しなくてはいけない。 そこで、"whatever"、"whichever"、"whenever"などの語を使って、 ボブの"Permission Slip"を作ってみようという展開になった。 この日のレッスンは訳あってまったく集中できず散々な出来。 実は前の晩にNからIPの結果が出たとの連絡を受けていた。 わしはてっきりいつものカバンに受験票が入っていると思い込んでいたのだが、 いざ当日Nにきて受験票を探すもぜんぜん見つからない。 うわ!どうしよう!! 心ここにあらずの状態でレッスンとなってしまった。 結局、受験票なくても結果はもらえたのだけど……。 昨年のNew Year Resolutionは1勝2敗の負け越しがここに決定したのであった。 心に描いたこの日のシナリオは、 パムと一緒に悲願達成を喜ぶというものであったが、 彼女の姿はなく試験の結果もダメということで散々な日となってしまった。 はてなアンテナに追加 マイ日記に追加
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