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2005年04月29日(金) ■ |
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ケース1・彼からメールが来ない |
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「ダ・ヴィンチ」2005年5月号(メディアファクトリー)より。
(『メル返待ちの女」(織田隼人著・主婦の友社)の紹介記事の一部です。)
【<ケース1・彼からメールが来ない>
待っても待っても返事が来ない。「メールの一通くらい、2〜3分で書けるはずなのに!」とイライラは募るばかり。そしてついに「もしかして私のこと、キライになっちゃった?」と、不安でいっぱいに……。女性は大切な人からのメールをいつも期待しているんです。
♪男ゴコロ
男性にとってメールは相手に連絡事項を伝えるための”手段”だから用事がなければ、書く内容も思いつかない。「今日あった出来事を書け、と言われても……」というのが正直なところ。男性にとってメールを書くことは女性が考えている以上に負担が大きいんです。
+対処法
そんな男性の心を理解し、彼からのメールを期待しすぎないようにすれば、気もラクに。男性はメールより、会って話す方が気楽なんです。メールに頼りすぎないで!会った方が、気持ちは確実に伝わるのですから。】
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電子メールというツールが一般的なコミュニケーションの手段になった初期のころは、みんなパソコンでメールのやりとりをしていましたから、「返信の即時性」なんていうのは、誰も期待していなかったはずです。少なくとも当時は、メールというのは「とりあえず送っておけば、相手がる号のいい時間に読んでもらえるツール」のはずでした。「メールチェックは1週間に一度」なんて人も、そんなに珍しくはありませんでしたしね。 でも、メールがさらに普及し、毎朝メールチェックするのが一般的になるにつれ、とくに携帯メールの普及は、そんな「メールというツールの特徴」を大きく変えてしまいました。持ち歩いている電話にメールが来るのですから「読んでなかった」という言い訳は通用しませんし、けっこう緊急の用事もメールでやりとりされるようにもなりましたし。 「そんな用件なら、いっそ電話にしてくれればいいのに……」なんて思った経験がある人も少なくないはずです。 まあ、いまだにメールというのは直接電話するよりは、敷居が低いところもあるんですけどね。 僕は、ここに書かれているほど「女性はメール好き」で、「男性はメールが苦手」だとは思いません。むしろ、そういうのは「性差」より「個性」に属するものではないかと考えているのですが(実際、メールまめな男性は多いし、メール不精な女性もたくさん知っています)、実際のところ「まめにメールを打ってくれる人」というのは、うれしい反面、ちょっと困ってしまうこともあるのです。この本には、「昔は1日30通もメールを送ってきてくれたのに、最近は全然メールが来なくなった。私のことがキライになったの?」と彼を問い詰めて、それ以来メールが来なくなった女性の「失敗例」も紹介されているのですが、「頻回にメールをくれる人」のメールの内容って、「元気?」とか「今何してる?」みたいな、くだらないと言っては失礼なのですが、どうしてそんなことにいちいち答えてやらなければならないんだ!というような、簡単かつ返信を要求するようなものが多いのです。こういうのは、送ってこられるほうも疲れます。1日に30通、ヘビーな悩み相談メールを送ってこられても、それはそれで辛いでしょうけど。 ちゃんとしたメールに対して、ちゃんとした返事を書こうとすると、それはそれでけっこう手間がかかるのも事実なんですよね。それで「ちゃんと返事を書こう」なんて思っているうちにさらに時間が経ってしまい、「こんなに遅くなってしまったから、本当にキチンと書かなきゃ」とさらに自分を追い詰め、結局は「こんなに遅くなったら、相手ももう待ってないよね」なんて開き直って返信をあきらめてしまったりもするし。 そんなことなら、ごく簡単にでもすぐに返信しておいたほうがいいよなあ、なんて後悔してばっかりなのだけど、なんだか、適当なメールを書くのって、性に合わなくて。
そもそも、2〜3分で書いたメールなんて、読んで面白いのか? そんなことを言いながら結局返信しないままの僕には、友達がいません。 やっぱり、「マメさ」って大事だよなあ。 「悩んだ末に返信できなかったんです……」なんて、相手に伝わるわけもないのだし。
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