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2005年02月07日(月) ■ |
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さとう珠緒のバレンタインデー |
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サンケイスポーツの記事より。
【タレント、さとう珠緒(31)が6日、都内で行われた米SFアクション映画「アイ,ロボット」のDVD発売記念イベントに出席した。
さとうは「最初の30分は観ていてプンプンしてたけど、アレあれアレ? プンプンじゃない!とウルウルになりました」といつもの“珠緒語”で映画の魅力を解説。
もうすぐバレンタインデーだが、「ホワイトデーにお返しをくれそうな人に渡す。年4回あるといいなぁ〜」といつも恋しているようなドッキリ発言も飛び出たが、理想の男性は「まだですねぇ」。ちなみにタイプは、「料理できて、洗濯もして買い物も、マッサージも犬の散歩もしてくれる何でもしてくれる人」。そんな男、いるか?】
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もうなんだか、これが素なのか、「さとう珠緒を演じている人」なのか、僕には全然わからなくなってきました。たぶん、本人もわからなくなってきているのではないでしょうか?そもそも、これでプロモーションになるのか?「アイ,ロボット」は。 まあ、それはさておき、この「お返しをくれそうな人に渡す」という発言、男としてはかなりムカつくというか何というか。そんな「お返し目当てで、男心を踏みにじるんじゃねえ!」と一喝したい気分になる一方で、「義理」でも「お返し目当て」でも、とりあえず貰えると嬉しい、という気持ちもやっぱりあるのです。それこそ、中学生とか高校生の頃は、「義理チョコなんてオレによこしたら、叩き返してやるぜ!」とか気合を入れて、2月14日は学校に行っていたにもかかわらず、肝心の「叩き返して男の気概を見せる」機会というのは、全然巡ってこなかったわけなのですけど。 実際のところ、そういう2月14日に世間に氾濫する「チョコレート」の大部分は、有形無形の「お返し」を求められているもの、ではあるんですよね。会社の「いつもお世話になってます、これからも仲良くしてくださいね」から、水商売の「またお店に来てね」まで、それぞれ、直接の「3倍返し」とかじゃなくても、それなりの「見返り」は求められているはずです。そういう意味では、さとう珠緒という人は、「物でいい」と言っているのだから、わかりやすい、扱いやすい女性なのかもしれませんね。「その分優しくしてくれ」とか「大目にみてくれ」とかのほうが、はるかに「高い」場合だってあるわけですから。 「お返しを堂々と要求する態度」というのは、考えてみたら潔いのかもしれません。僕もオトナになって義理チョコを貰えるようになりましたが、そもそも、世間に流通しているチョコの9割くらいは、「義理」以外の何者でもありませんし、「いきなり知らない人からチョコとともに告白」なんていうのは、大部分の男にとっては、「竹やぶに一億円」くらいのファンタジーのはずです。 頼む、そうだと言ってくれ!
ああ、さとう珠緒にチョコレートを叩き返してやりたい。 でも、本当に貰えたら、たぶんものすごく喜んでしまうんだろうなあ。 ほんと、男っていうのは……
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