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2003年10月20日(月) ■ |
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北朝鮮バーガーvsマクドナルド! |
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時事通信の記事より。
【資本主義の象徴であるハンバーガーショップが北朝鮮の首都平壌に登場」―。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙・朝鮮新報が20日付で掲載した朝鮮大学校(東京)学生の平壌訪問座談会記事で、こんな事実が分かった。8月下旬に貨客船「万景峰92」号で訪朝した大学生によると、バーガーショップは平壌体育館前にあり、24時間営業。メニューはすべてセットで、フライドチキン、ポテトサラダ、ジュース、アイスクリームなどもあり、「マクドナルドよりおいしい」と好評だったという。】
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ハンバーガー、とくにマクドナルドのハンバーガーと言えば、コカコーラと並んで「アメリカ資本主義の象徴」とも言われます。ジャンク・フードの代表として、しばしば槍玉にも挙げられるのですが。 それにしても、「平壌に24時間営業のバーガーショップがある」というのは、そんなに驚くべきことなんでしょうか? 首都ですからそれなりの人口もいるでしょうし、別にハンバーガーショップくらいあってもおかしくないような気がします。 金総書記は「アメリカ嫌い」みたいですが、息子さんは日本のディズニーランドにお忍びで遊びに来ていたくらいですから、アメリカの文化そのものを敵視しているわけでもないみたいですし。 ただ、僕がちょっと疑問だったのは、「このバーガーショップって、経営上手くいっているんだろうか?」ということです。 おそらく首都の一等地にあるんでしょうから、夜中でも全然人がいないということはないんでしょうけど(う〜ん、でも夜中に賑わっているとも今ひとつ想像しがたいのですが)、24時間営業ということは、夜中や早朝にも利用する人たちがいるっていうことですよね。 でも、そういう人たちを対象にしているのに、「メニューはセットメニューのみ」なんていうのは、小回りが効かないというか、殿様商売というか… バーガーを単品で注文すると「ポテトも一緒じゃないとダメです」とか言われるのかなあ。 少なくとも、日本でのマクドナルドのように、「ちょっと小腹が空いた」ときに食べられるようなものではない、ということですよね、きっと。
あと、「マクドナルドより美味しい」とか言うけれど、それはいかがなものか、と。 僕は別にマクドナルドのハンバーガーが美味しいなんて思いませんが、あの値段であの質であれば、まあ及第点ではないでしょうか?もちろん、安全性はどうか、とか考えることはありますけど。 この座談会には、値段のことが一切触れてないので何とも言えませんが、「(マクドナルドのハンバーガーより値段はものすごく高いけど)マクドナルドより(ちょっとだけ)おいしい」とかだったら、それはちょっと。 まあ、要するに、この記事の「北朝鮮にだって、ハンバーガーくらいあるんだぞ!」というトーンに、日本人である僕としては、「そんなこと大声で言うなんて、かえっておかしいよ」という印象を受けてしまうのです。
「じゃあ、モスバーガーと比べたら、どうなの?」とかいうのは、たぶんナシなんだよね。
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