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2003年06月11日(水) ■ |
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勤務中の掲示板への書き込みは危険だ! |
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共同通信の記事より。
【北朝鮮の貨客船「万景峰92」の入港取りやめ問題で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)の職員が、勤務時間中に職場の公用パソコンを使って、インターネットの掲示板に「来日できないの、日本のせいにするな」と、投稿していたことが11日、分かった。 1管本部は、国家公務員法の職務専念義務違反の疑いがあるとして、職員を口頭で厳重注意し、同法に基づく処分を検討している。 注意を受けたのは、陸上勤務の50歳代の男性職員。職員は北朝鮮問題について議論する掲示板に、9日午後3時8分「ナンダラカンダラスミニダ」との投稿者名で「マンギョンきたかったらきてみ」と題した書き込みをしていた。】
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ああ、恐ろしい… いや、僕としては、「勤務時間中に掲示板に投稿していた」ということよりも、「勤務時間中に掲示板に投稿していたことがバレてしまう」ということのほうが怖い。 たぶん、IPアドレスが表示されるような掲示板なんでしょうけど(「2ちゃんねる」なの?)、それだけの情報から、海上保安本部からの投稿だとわかるものなんですね。 しかもこの人、50代だよ… 海上保安本部のネットワーク管理者が発見したのか、それとも閲覧者からのタレコミなのでしょうか。 仕事中のネットといえば、僕も昼休み(しかし、病院の昼休みなんて、けっこうアバウトなもので、何時から何時なんて明確に決まっているわけじゃないんですが)にネットをやったりしますし(さすがに掲示板への書き込みはしませんけど)、当直のときには、パソコンとエアーエッジが手放せません。 「勤務中の私用ネット禁止」というのであれば、当直中のネットもやっちゃダメ、ってことになりますよね。それはちょっと辛いなあ。 これだけが当直中の心の安らぎなのに。 まあ、これはあまりに拡大解釈で、「ずっと正座して緊張しながら、当直室の電話が鳴るのを待つように」なんてことはまずありえないし、実際にそうやっていたら、疲労困憊して、いざというときに体力が残っていないでしょうけれど。 とりあえず、「ネットの匿名性」なんてのは、過信しすぎないほうが良いと思います。 大部分の人については誰も調べようとしないだけで、特定する方法は、いくらでもあるみたいですから… ところで、この手の職務中の書き込みって、実際はけっこうありそうなものなのですが、この書き込みがこんなに問題になったのは、ひょっとして、この内容だったから、なのでしょうか?
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