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2003年04月10日(木) ■ |
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「アコムの女の子」のビミョーな理想の男性像。 |
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「週刊プレイボーイ・2003年4月22日号」の小野真弓さんへのインタビュー記事より。
【週刊プレイボーイ「じゃあ、今の理想のタイプも頭が良くて、スポーツができて、カッコがよくってっていう感じなの?」
小野「いや、今は人なつっこくて楽しい表情をしてくれる人ですね。」
週プレ「えっ、なんで?」
小野「高校生ぐらいのときにいろいろあって…。それまでは面食いだったかもしれないんですけど。やっぱりカッコイイっていう最高のところから入っていくと、仲良くなるにつれてだんだんイヤなところが目につきはじめちゃうんですよ。そうするとイメージが下がる一方というか…。それが、最初がビミョーなところにいる人だと、あとはだんだん上がるだけですから。」
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小野真弓さんは、現在22歳。名前よりも「アコムのCMに出ている女の子」と言ったほうが通りがいいかもしれませんね。現在、人気急上昇中、だそうです。 これは、「週刊プレイボーイ」のインタビュー中の彼女の恋愛観についての一節なのですが、僕はこれを読んで、なるほどなあ、と納得してしまいました。
小学校や中学校くらいまでの自分の学校のクラスのことを思い出してみていただきたいのですが(もしかしたら、ここを読んでいる人の中には、リアルタイムの小学生・中学生もいるのかな?)、そのくらいの時期って、クラスで人気のある男子・女子ってほんの一握りじゃなかったですか? 要するに、少数のアイドルに多くのファンがついていて、大多数の人は、恋愛の対象とされていないような状況。 もし、人間の理想のタイプというのが、その当時から変化しないとするならば、この世で結婚するカップルなんて、ごくごく幸運な組み合わせのみになってしまいますしね。 まあ、もちろんいろんな妥協や打算もあるのは間違いないんだけれど。
小野さんの「最初がビミョーな人のほうが、あとは上がるだけ」っていうような恋愛観を語る人って、けっこう周りに多くないですか?カッコ良すぎるとダメ!とかさ。 でも、そう言っている人の新しい彼とかを見ると、やっぱり、ひどい目に遭わされて別れた前の彼とどこか似ていたりするんですよね。 人間は年齢によって学べることも多いけれど、人によっては、どうしても同じ過ちを繰り返してしまうこともあるんですよね。
それはさておき、他人の印象って、最初があまり良すぎるとかえって失望してしまう場合も多いのは事実ですよね。「こういうすばらしい人のはず!」っていう架空のイメージと比較されてしまうし。 そういう意味では、あまりカッコよすぎないほうが、ほんとうはモテるのかもしれませんね。 しかしなあ、僕は小野さんにお願いしたい。 どのくらいが「ビミョー」なのか、僕にだけこっそり教えてくれませんか?
その、肝心の「ビミョー」っていうのが、ワカラナイんだよなあ。
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