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2003年02月08日(土) ■ |
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役立たずな「秘密兵器」 |
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「ベトナム怪人紀行」(ゲッツ板谷著・角川文庫)より。
(海外旅行に行くときに持っていく「秘密兵器」の話)
【今回の秘密兵器はズバリ、超最新型MDウォークマン。これでオレの大好きなラップミュージックを聴くことにより、各街角で住人を巻き込んで踊るような香ばしい旅をすることができるって寸法だ。 …肝心のディスクを忘れたことに気付いたのは、行きの飛行機の中だった…。】
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そういえば、ヤンキースに入団した松井選手は、お気に入りの枕を持ち歩いているそうですね。これなんかもまさに秘密兵器といえるでしょう。
この板谷さんの書いたものを読んで、僕も思わず頷いてしまいました。 僕も、旅行用のさまざまな秘密兵器を装備しているのですが、意外と役に立たないことが多いのです。 たとえば、デジカメ。 今回は写真をとりまくるぞ!と気合を入れて持っていったら、電池切れで、しかも充電器を忘れてしまったり、「今度こそ!」と充電器は持っていったら、今度はメモリースティックが入っていなかったり。 今ではそうでもないのかもしれませんが、旅先でそれらのものを補充するのは、乾電池を買ったり、普通のカメラのフィルムを買ったりするほど簡単なことではありません。
そうそう、パソコンなんかも「使えない秘密兵器」になることが多いです。 「旅先で仕事をしよう!」と重いのをわざわざ抱えていったら、電源コードを忘れて使えなかったことが、今までに何度あったことか… どうしてここに本体があるのに動かないんだ!と怒ってみてもあとの祭り。 電源のないパソコンなんて、単に重いだけの荷物にすぎません。 せっかく持っていっても電波が届かないAir−H”なんてのも(これはそんなに重いものではないけれど)。 秘密兵器を有効利用するには、それなりの準備が必要、ってことなんでしょう。 こういうとき、電気が要らないものは強いなあ、とつくづく思います。
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