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2002年10月04日(金) ■ |
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2002年10月4日。 |
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映画「サイン」の広告から
【ある日、男と家族の前に現れた<兆候(サイン)>−何故?
(1)第一次兆候・妻の事故死 (2)第二次兆候・ミステリーサークルの出現 (3)題三次兆候・滅亡を予知する娘
−それは、もう始まっている…】
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いやあ、懐かしいですね「サイン」。エイス・オブ・ベイス、どこへ行っちゃったんでしょうか…って、話が全然違いますね。 さて、この秋の超話題作「サイン」の広告なのですが、この映画、「シックス・センス」や「アンブレイカブル」で有名なM・ナイト・シャラマン監督の最新作、僕はまだ観ていないのですが、今回もあっと驚く仕掛けがあるらしいですよ。
さてさて、内容のほうはさておき、僕が気になっていたのは、この宣伝文句。 この3つの「兆候」って、順番がなにかヘンだと思うんですが。 この広告では、おそらく、これら「兆候」の重要度は (1)<(2)<(3)という順番なんだと思います。まあ、普通、インパクトが弱いものからだんだん強いものにしていくという手法でしょうから。 でも、実際にこれらの「兆候」が自分の身の回りに起こったとしたら、どう考えても、そのインパクト(というか、困った度とでも言いましょうか)は、 (3)<(2)<(1)もしくは、(2)<(3)<(1) だと思うのですが。 ミステリーサークルなんて、けっこう簡単に作れるらしいですし、「滅亡の予言をする子供」なんていうのも「ああ、そういうオカルトにはまる年頃なのかな…」とか思って、ほっといてしまいそうです。 どう考えても、妻の事故死っていうのが、いちばんインパクトがありそうなのに、なんでこれが第一の「兆候」なんだろうなあ。 実際、精神科の研究で、いろんな出来事が人の心に与えるインパクトを数値化したものがあるのですが「配偶者の死」というのは、他の出来事をぶっちぎって、人生にマイナスのインパクトを与える出来事ナンバーワンでしたし。 というわけで、ちょっとお母さんがかわいそうだなあ、と思った次第です。 ひょっとして、この順番も何かの仕掛けなんでしょうか?
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