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2002年06月23日(日)
2002年6月23日。

「地下鉄の穴」(泉麻人著・講談社文庫)より抜粋。

(巻末のみうらじゅん氏との対談から。)

【みうら「今のiモードだって、使いこなせれば便利だということはわかりますよ。店とかだって検索できるし。でも、iモードだけじゃなくて、「検索男」も付けてほしいんですよ。「ラーメン屋調べて」って言うだけで、検索男が調べてくれるんだったら、オッケーなんだけど(笑)

 泉「僕もその感覚に近い。インターネットでオークションとか、フリーマーケットがあるじゃない。でも、結局インターネットで注文しても、宅配便で届くわけだよね。あれがいやなの。パソコンの脇から品物が出てくればやってもいい。」】

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インターネットで買いものをしたことがありますか?僕も本とかCD、ゲームなどを買うことはあるのですが、では、そのメリットは何か?といわれると、ちょっと考え込んでしまいます。「家から出ずにショッピング!」ということが売り文句になっている場合もあるのですが、現実問題として、僕のようにひとり暮らしをしている人間にとっては、宅配便で買ったものを送ってもらうというのは、かえって面倒くさい場合が多いです。到着しそうな頃になると、品物に対する熱意って、醒めてしまっている場合も、ままありますし。実際に品物をみられないというのは、びっくり箱的な楽しみはあるのですが、やっぱり不安な面もなきにしもあらず。
ただし、田舎だと実際に欲しい商品が店で見つからないことも多いので、そういうときにはネットショッピングはやっぱり重宝します。「欲しいけどみつからないものを探す」にはやっぱり便利。
泉さんの言われることは、非常によくわかります。どんなにネットを使って買い物をしても、いまのところ人間の手を介さずに商品を入手することは不可能で、さらに注文したあとは、かえって面倒なことも多いくらいなので。
最初は、「パソコンで買い物をする」ことも物珍しさもあったのですが、最近では「仕方ないから、ネットで探してみるか…」というような感じです。
まあ、ネットオークションのように、買い物をするという過程自体が楽しみの場合は、また別の話なんでしょうけど。