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2002年04月14日(日)
2002年4月14日。

読売新聞の記事から抜粋。

【不況余波?「予備自衛官補」採用試験に若者殺到

 自衛隊未経験者から公募する「予備自衛官補」の採用試験が13日から全国で始まった。今年度から初めて実施したが、不況で就職難が続いていることもあり、志願者が採用枠の6倍を超える人気ぶりだ。志願した約1600人(うち女性約170人)の顔ぶれは、社会人(42%)、大学生(23%)のほか、無職(22%)や、フリーター(4%)の若者も。

 採用後は仕事などの合間に、任期の3年以内に戦闘などの教育訓練を50日間受け、計39万5000円の手当てが支給される。訓練修了後は従来退職者から採用している「予備自衛官」になることができ、希望すれば災害派遣活動にも携われる。定員割れの予備自衛官を安定的に確保する狙いもあるという。

 この日、東京・新宿区の防衛庁で受験した江戸川区の久野正興さん(31)は、郵便局の非常勤職員。不景気で正社員の職がなかなか見つからないといい、「災害派遣や国連平和維持活動(PKO)に行ってみたい」と希望した。また、大田区のフリーター、松本恵里子さん(22)は、「全然違う世界を見てみたい。強くなりたい、人の役に立ちたいという思いもあって、軽い気持ちで来た」と話していた。】

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「予備自衛官補」って、なんかもう、補欠の補欠という感じですね。
字面から受ける印象からすると。
しかし、採用枠の6倍の応募者があったそうですが、3年で50日の戦闘などの(たぶん厳しい)教育訓練があるという条件で、月に約一万円の手当てが支給されるとはいっても、実際に残れる人がどのくらいいることか。
しかし、「不景気だからこんなに人が集まった」とか「軽い気持ちで来た」というような報道のされかたをしていて、インタビューも「軽い気持ちで」っていうのを強調するような論調になっているようですが、本来「軽い気持ちで」応募してもらうのが趣旨の募集なわけですから、それはそれでいいのではないかと。
ただ、50日間の訓練で、果たしていきなり現実の災害救助の現場でうまくやれるのかどうか?それはちょっと心配です。
いや、バイトですから、なんていいわけをされても、困っちゃうしなあ。