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2002年04月12日(金)
2002年4月12日。

「空想科学読本4」(柳田理科雄著・メディアファクトリー)より抜粋。

第3章「ムウ大陸、いまだ健在!」の欄外のコメントより。

【現在、わが国で1人の女性が生涯に産む子供の数は、98年の統計で1.38人。1世代ごとに人口は69%に減少することになる。種を維持するのには、最低20の個体が必要だという。この傾向が続けば、わが国の人口が20人を切るのは、43世代後。出産年齢を平均30歳とすれば、日本滅亡まであと1290年!】

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いつも楽しく読ませていただいております、「空想科学読本」。
いままで、さまざまな「人類滅亡のパターン」が語られてきた。あの「ノストラダムスの大預言」の「恐怖の大王」、太陽が燃え尽きる!(あと50億年後らしいです)、核戦争、地球温暖化で海面の水位が上昇、謎のウイルスの蔓延(「復活の日」っていう映画、最近DVD化されましたね)、宇宙人の侵略etc…
人類滅亡のストーリーというのは、数限りなく生み出されてきたわけです、たぶん、人類が言葉を持って以来ずっと。

でも、最近思うのは、人類というのは、こういう感じでなんとなく子供をつくらなくなって、なんとなく滅んじゃったりするのかなあ、と。
もちろん、今こうしている間にも人間の人口は増え続けているという事実はあるわけですが、それが減少に向かう時期が、近い将来、きっとやってくるのではないかと。子供を作るより面白いことがある、ということに、気付き始めている人々も増えてきている。

静かなる滅亡。僕たちの世代には、せいぜい年金が減るかなくなるくらいで、あまり関係のないことなのかもしれませんが。