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2002年02月10日(日)
2002年2月10日。

時事通信の記事より抜粋。

【南米最南端から人類発祥の地まで約5万キロをたどる旅「グレートジャーニー」を続けていた医師で冒険家の関野吉晴さん(53)=東京都調布市=が10日、目的地のアフリカ・タンザニアのラエトリに到達したことが、日本の関係者に入った連絡で分かった。出発から足かけ10年に及ぶ旅だった。
 ゴールした関野さんは「途中でキリン、ヌーなどアフリカらしいさまざまな動物を見ながら、自然に触れつつ楽しくゴールまで来られた。ここをゴール地点にして本当に良かった。ほっとした」と話したという。
 人類は約400万年前、東アフリカで誕生し、進化しながらアジアや南米に拡散したとされ、英国人の考古学者ブライアン・フェイガンはこれを「グレートジャーニー」(大いなる旅)と名付けた。】

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5万キロ…ほんとに気の遠くなるような話ですね。
実際、メディアで取り上げられるのは、スタートとゴールくらいのものなのに。しかも、出発から10年もかけてというのはすごいことだ。
が、それと同時に果たしてその旅に意味があるのか?という気もしなくはないけれど。確かに、人類のルーツを確認するというためには重要なことなのかもしれないが、当時とは地形も違うだろうし、人類は何百万年もかけてその棲息地を広げてきたのだから。
まあ、実際のところは「冒険をしたいから冒険をする」ということなんでしょう。
ところで、この関野さん、一ツ橋の法学部を卒業したあと、横浜市立大学の医学部を卒業されているんですね。冒険に役立つと思ったからなのでしょうか?ちょっと気になっただけなんだけど。