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2002年01月12日(土) ■ |
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2002年1月12日。 |
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桐生操著「世界史を揺るがした悪党たち」
世の中には、はた迷惑な嗜好や性癖を持っているひとが、 けっこう多いもので。 そういう人が、権力を握ってしまうととんでもないことに。 しっかし、サドとかマンソンのような存在を「芸術」 だと言い切る感性は、ちょっとおかしい。
人と同じが嫌っていうのはわからないではないし、 異常な性癖をもつ人間がいるっていうのもわかる。 でも、異常者を崇拝するっていうのは、ちょっとねえ。
かの筒井康隆氏は、「自分は他人を殺すかもしれない、 なんて考えたことがないやつに文学をやる資格はない」と述べたが、 そういう「畏れ」を持つことと人に危害を加えることを快感と思うのとは、 まったく違うと思うんだけどなあ。
そこまでして、自分が他人と違うことを証明したい?
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