2009年05月17日(日) |
X-ファイル:真実を求めて |
監督:クリス・カーター 出演:デイビッド・ドゥカブニー ジリアン・アンダーソン アマンダ・ピート、他 オススメ度:☆
【あらすじ】 元FBIで「X-FILE」事件を担当していた医学博士・スカリーの元にFBIがやって来て、当時スカリーと相棒だったモルダーの居場所を教えて欲しいと頼まれる。FBIはモルダーに、失踪したFBI捜査官の捜索を依頼して来たのだ。事件に協力を申し出た「自称超能力者」の神父が透視をして切断された片腕を見つけるが、神父は過去に異常性犯罪で裁かれた前歴があり、スカリーは拒絶反応を示す。モルダーは事件の捜査に乗り出し、まず神父と面会するのだが・・・
【感想】 2008年11月に日本公開された米大ヒットドラマシリーズ「X-ファイル」の映画化第2弾。DVDをレンタルして鑑賞。 大昔(15年以上前か?)X-FILEが大好きで、ビデオのレンタル開始日にレンタル屋で開店前から並んで借りた程。そこまで好きでハマっていたんだけど、その熱狂が続いたのはシリーズ1〜2辺りまで。地上波放送される頃にはすっかりどーでもよくなり、その後シリーズは全く見ず。映画第1弾も未見です。
そんな訳でものすごぉーーーく久し振りに「たまにはX-FILEでも見るかー」と思って鑑賞したんですが、 その後のドラマシリーズも未見・映画化第1弾も未見なので、その後モルダーやスカリーがどうなったとか全く知らず、2人が当たり前のように恋人同士らしい?様子に度肝抜いた・・・えええええ!そ、そんな事になったんすか!? モルダーの妹がどーのこーの言ってましたが何の事やらワカリマセン。まあ映画の内容に絡まないのでどーでもいい。
ところで本作、DVD鑑賞にして正解でした。映画館に見に行かなくて良かった(元々見る気なかったけど) これはー・・・金取って劇場で見せたら観客ババ怒りでしょー(^-^; どう好意的に見ても「TV2時間特番」の域を出てないですもん。なんでこんな地味な内容で映画化しちゃったかなー?
そもそも本作の事件、X-FILEの事案じゃないでしょ。 元々X-FILEは超常現象や地球外生命体、SF、現代のオーパーツ的事件を扱う特殊任務だったハズ。もうこのシリーズを見たのが随分昔だから私の認識が間違っていたんだろうか??? FBI捜査官がUFOにさらわれたという事件ならX-FILE事案だと思うけど、ただ何者かに連れ去られたというだけの事件だったら全くモルダーの出番は必要ないと思うんですが?彼が引きずり出される理由が判らない。
自称・超能力者@神父が登場するから超常現象?いやいや、神父の存在は事件とちゃいますがな(苦笑)
肝心の事件自体も、かなり早い段階で「ああ、そーいう事ね」と想像が付くオチ。 事件と平行してスカリーが担当している脳の難病を抱える少年のネタが絡むんですが、コレと言って盛り上がらない。一応スカリー的には「ネバーギブアップ」な精神ネタも盛り込んでいる訳ですが、そもそもそんなメロウで感傷的なお話をコチラは期待していなかったのでー(^-^;
正直、映画中盤眠たくて眠たくて・・・いっそ見なかった事にしたい(ぼそ)
何となく、モルダーの立ち位置も変わったような気がするんですが。 事件が地味過ぎるからなのか、それとも「映画版だからココはモルダー肉弾戦で頑張ってもらっちゃうぞー」なのか、どうも本来のX-FILEらしさが感じられず、いつまで経っても違和感バリバリ。 ついでに言うと、画面暗過ぎません?私が鳥目だからというのを差し引いても、何やってんだか全く判りませんようっ(涙)
まーそんなこんなでぜーんぜん面白くなかったです。 コレはきっとX-FILEシリーズを全て見て、映画化第1弾も10回位は見直したというコアなファン向けなんですかね? 私だってシーズン1は本当に好きだったんだけどな・・・正直本作は「X-FILE」の名前を使って欲しくなかった(薄涙)
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