2007年11月09日(金) |
バイオハザードIII |
監督:ラッセル・マルケイ 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ マイク・エップス オデット・フェール、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 ラクシーンシティがTウイルスに汚染されて数年後。Tウイルスは地球全体に蔓延し、地球滅亡の危機に瀕していた。生き残った人間達は寄り集まって旅を続ける事が唯一の生きる道となった。アンブレラ社の監視衛星の追尾網から逃れたアリスは1人旅を続けていたが、あるガソリンスタンド跡で「アラスカは汚染されていない」と記されたノートを手に入れた。
【感想】 ゲームが元ネタの大人気アクションシリーズ第3弾。 一応1作目も2作目も見てます。でもゲームは相変わらずやった事ないよん(^-^; ちなみに映画館に見に行ったら、予告編の前にバイオハザードの新作ゲーム(Wiiから発売らしい)の宣伝してた。Wiiは持ってるからちょっと興味が出たけど、この手のゲームはきっとぴよは苦手だから買わないだろうなぁ。
話が脱線しましたが、本作。 前作は1作目から36時間後という短いスパンの設定でしたが、今回は前作から一気に数年後に話が飛んでいて、街ごとふっ飛ばして一安心♪の予定がウイルスが街から漏れちゃって、結局世界中に広がっちゃっていました。 今までは狭い空間・地域が舞台設定になっていたのが、今回はウイルス蔓延で荒廃し砂漠化したお外が舞台。
だからアクションがより大掛かりになってスケールがデカくなったのかと思いきや、大風呂敷を広げてみたものの中身は思いの他お粗末だった・・・というちょっぴり悲しい印象です。←まーた結論を先に書きやがったな(^-^;
確かにアクションシーンはすっごくカッコイイし、ミラジョボちゃんは眉間にシワを寄せてても相変わらず愛らしい♪ 前作でかなりカッコ良く覚醒してくれたアリスちゃんは、今作更にパワーアップして、カラスなんてヒッチコックがどんなに頑張って大量に集めて来ても瞬殺ですよ。 ブーメラン型の鉈みたいな新手の武器を携帯していますが、火炎放射器をぶっ放す係とアリスちゃんの目ヂカラコンビがあれば100人乗っても大丈夫♪・・・何書いてるんでしょう(薄涙)<自分
アリス計画とはなんぞや?とか、前作までで勿体付けて明かさなかったネタがいよいよご解禁になるんですが、コレがまた実にアッサリしていて「あ、そーいう事ね。はいはい」みたいなさ・・・まあ別にコレでもいいんですけど、微妙に自分の中では盛り下がりましたよ。
脇役が本作沢山登場するんですが、思ったよりみんなヘタレでハラハラ感が乏しいんですよね。 アリスちゃん1人勝ち状態で、アリスなしでは何も出来ないお荷物チームって感じでした。だから正直脇キャラの顔と名前が見終わった後も余り一致していないんです。最初の頃はやたら頼もしい奴ら♪という雰囲気がプンプンしてただけに、彼らの様子には正直「なんだかなぁ」という感じでした。
そんな訳で、最強人間に成り上がったスーパーサイア人(←人間ちゃうやん)アリスちゃんが、1人頑張るムービー。
ところで1作目と2作目はちゃんと続いた話だという認識で鑑賞出来たのですが・・・勿論本作だってネタはずっと1作目から続いてる話なんですが、まるで「同じモチーフの全く別の話」を見ているような感覚でした。 要するに前2作を見てなくても、本作だけ見ても充分楽しめる仕様。言い方を変えると本作だけで話が完全に独立しちゃってるような印象。例えば「ダイハード」とか「エイリアン」みたいに「同じ主人公でネタは個別のシリーズ物」って感じ。
本作、ぴよは勝手に「3部作の完結編なんだ」という認識で見ていたのですが、このネタはどうやら3部作という設定で企画された訳ではなく、人気がある限りは定期的にシリーズ化して新作出しましょう・・・という事だった? 本作の終わり方ってどう考えても「完結編」ではないですよね?明らかに続編作るつもりなんですよね?
でもさ、もう次回作の頃には地球上に人間なんてアリスとアンブレラ社の社員しか残ってないと思うよ(ぼそ) アンブレラ社はまだ何か目的があるの?地球に人間いなくなったらもう会社なんてあっても意味ないじゃんね?(^-^;
何か納得出来ない作りでしたねぇ。アクションシーンは充分楽しませてもらいましたが、内容自体がどうもちょっと・・・
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