監督:マイケル・ベイ 出演:シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョシュ・デュアメル、他 オススメ度:☆☆☆☆+
【あらすじ】 2003年、火星探査機ビークル2号が事故を起こして交信を絶った。最後にビークル2号から送られてきた映像をNASAは封印してしまうのだが、その映像こそが未知の惑星からやって来た金属生命体が地球侵略に来る警告だったのだ。やがて金属生命体はある目的を持って地球にやって来た。彼らは身近なメカに自在に変身(トランスフォーム)する事が出来るという特殊能力を持っていた。東京で、カタールで、そして米国で彼らの恐ろしい侵略が始まる・・・
【感想】 説明するまでもない、スピルバーグ×マイケル・ベイという超豪華な組み合わせで製作されたパニックSF最新作。
ところで子供の頃、友達んちに行ったら友達の弟が「トランスフォーマー」という玩具を持っていたなぁ、と予告編を見た時に思っていたんですよね。自分は見てなかったけど、確かアニメ番組もあったような気が・・・って、本作はあの玩具の「トランスフォーマー」を実写映画化したものだったんですね!びっくりだなぁ〜。 そんな訳で、元ネタのアニメやコミック(もあるそうだ。全然知らなかった)の内容を全く知らず、ただ車の玩具がカチャカチャ動かすとロボットに変身する、という事だけしか知識がなく鑑賞。
こ、れ、が、・・・めっちゃくちゃ面白かったー! スクリーンに夢中ですよ!上映時間2時間半弱もあって結構長尺なんだけど、ぜーんぜん気になりませんでしたね。 予告編でもちょっと見れるけど、マシンがトランスフォームするシーンがとにかくカッコいい!戦闘シーンがかなり長くあるんですが、映画冒頭のカタールシーンからクライマックスまで、もう本当にスゴイんですよ!
映画冒頭の息を呑むようなカタールのすんごいシーンの後、主人公サムのドラマシーンが入るのですが、コレが微妙〜なぬるさで最初正直言ってちょっと退屈な気がしてたんですよね。 でもドラマ部分も結構大切。何しろ相手は見た目はロボットとは言え「地球外生命体」な訳ですから、サムと心の交流も果たさなければいけません。それから意外にもドラマ部分はかなりコミカルで楽しいですよ。
冷静に考えると、かなり幼稚でバカっぽい話なんですが(こらこら) そもそも子供向けの玩具やアニメの映画化なんですから、バカで幼稚なのは当たり前。でもこの映画のスゴイのはこんなバカ映画がめっちゃくちゃカッコ良くて、スクリーン見ながらワクワクしっ放しでいられるって事!
サイバトロンチームが普通に英語で会話してても全然オッケーだ!どうして仲間内で会話してんのに英語なの?自分らの星の言語で話せよ、なんてツッコミ入れたらアウトだぜぇーい♪(笑) ヤツらはそもそも地球のインターネットで英語を学習したんだし、サムの爺ちゃんの眼鏡だってeBay(世界最大のネットオークションサイト)で見つけた位「地球通」なんだから、もう何でもアリアリですよー♪(^-^;
とにかくこの手の映画は楽しまなくちゃ損ですヨ!! ツッコミ入れ始めたらキリがないしネ・・・って、いつも映画に難癖つけてばっかりのぴよが何を言うか!って怒号が飛び交いそうなんですが(薄涙)、とにかく話のツッコミ所満載でコミカルな微妙感と映像の凄まじいスケールのデカさとのバランスが、バカ映画好き・本気のB級映画好き・そして子供の頃ロボットアニメ好きだった(実は子供時代ガンオタ。苦笑)ぴよのハートをガッチリ掴んで夢中にさせてくれた一作でした♪
しかもー、本作ちゃっかり続編が作れそうな終り方してるし・・・既に続編製作決定という噂も? 続編カモーン!コレは続編出来たら絶対に見に行きますぜぇーーーーー!!!
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