監督:ナンシー・メイヤーズ 出演:ジュード・ロウ キャメロン・ディアス ケイト・ウィンスレット、他 オススメ度:☆☆☆☆
【あらすじ】 LAに住むアマンダとロンドン郊外に住むアイリス。共にクリスマス直前なのに恋に破れて傷心した2人はインターネットで知り合い、何もかも忘れる為にお互いの家や車を2週間交換して過ごす事になった。お互いの家に辿り着いた2人は、そこでそれぞれ運命的な出会いをする。
【感想】 「恋愛適齢期」等を手掛けるナンシー・メイヤーズ監督のハート・ウォーミング・ラブストーリー。 それより出演してる役者が超豪華!殆どの人はキャメロン嬢とジュード・ロウに目を奪われると思うけど、ぴよの場合は上の出演リストに書かなかった「JB」こと「ジャック・ブラック」がお目当てですよ!
世の中には、条件が見合ったモノ同士がお互いの家を交換して休暇を過ごすという「ホーム・エクスチェンジ」というシステムが存在するらしい。 映画見てる時は「こんなシステム有り得ないだろ。相手が泥棒目的だったらどーするねん」と思ってたんだけど、どうやら本当に存在するそうだ。世の中善人が多いんですねぇ・・・
そんな訳で、 ホーム・エクスチェンジした2人の女性がそれぞれの土地で新しい出会いをして、色んな事があって・・・って話です。 ま、予告編見た段階でオチ見えてるので、この先は何をや言わんやって感じなんですが(苦笑)
正直言って、こーいうお話大好きだぁー! オチ見え見えだって好きだよー!涙腺が詰まって腐って臭ってるぴよだけど、こーいう話はうるん♪と来ちゃうよー!
4人のキャラがしっくり来る。それぞれの役柄がイメージ通りの配役になってる。 もしかしたらこの4人を起用する事が決定してから脚本書いたんじゃ?と思える程ハマってる。 JBなんて相変わらずオチャメで憎めないイイヤツなんだよぅ♪キャメロン嬢も「アンタ、素だろ?」って感じだし、ジュード様の眼力は今も健在!あの吸い込まれそうな瞳で「I love you」なんて言われたら、婦女子の9割はパンツ脱ぐ!←をい
でも1番良かったのはケイト・ウィンスレット嬢ですなぁ。 彼女、前にも書いたけど「タイタニック」の頃は「華のないポッチャリ女優だなぁ」という印象しかなかったんだけど、本当に素敵な女優さんになりましたよね。 映画冒頭の失恋するシーンのあの言葉に出来ない微妙な表情、アレ見て「やられたー!」と思いましたよ。 長く片思いをした事のある女性なら、彼女のあの表情に込められた複雑な思いを察して涙ぐんじゃうんじゃない?
そんな訳で、ぴよはキャメロン・ジュード組よりもケイト・JB組のエピソードの方がお気に入りでした。 でも好きだったのは肝心のJBとの遣り取りよりも、かつてオスカーも手にしたハリウッドの名脚本家「アーサー」との遣り取りの方ですね。アーサーがまた凄くいいんですよ。お陰でJBとの恋愛エピソードが希薄になって惜しい気がするけど、余りにもステキな爺様だったのでとりあえず許す!
本作はクリスマス・ムービーなので、今の時期日本で公開するのは凄く勿体無い気がしますが(公開は3/24) 設定が「クリスマス休暇をホーム・エクスチェンジして過ごす」というだけで、内容自体はいつ見ても楽しめるので問題はないだろうと思いますね。
デート・ムービー系ですが・・・恋に破れて何もかも忘れたいお疲れな方に是非推薦したい1本!
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