ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2006年10月14日(土) 連理の枝

監督:キム・ソンジュン
出演:チェ・ジウ
    チョ・ハンソン
    チェ・ソングク、他
オススメ度:☆☆☆−


【あらすじ】
青年実業家ミンスは女と見ればナンパばかりの超プレイボーイ。追突事故を起こしてしまい、念の為に検査入院するために病院を訪れる途中で美しい女性ヘウォンと出会った。最初は軽い気持ちで口説こうとするミンスだが、ヘウォンの明るく純粋な人柄に惹かれ、次第に本気で彼女を愛するようになった。ヘウォンもまた、ミンスの優しさに惹かれてお互い深く愛し合うようになるものの、彼女には残された時間が余りにも少なかったのだ。


【感想】
涙の女王、チェ・ジウ姫主演の王道韓流恋愛映画。
友達がDVD買ったので貸してもらって鑑賞・・・ってか、正直言って韓流映画には飽きました(苦笑)
だから本作も劇場公開時に全く見る気がしなかった。ちなみにヨン様主演の「四月の雪」も見てない。世間では結構評判が良かったらしいけど「グエムル」も結局見なかった。多分今後も誰かがDVD貸してくれるか、よっぽどヒマで他に見たい映画がないか、それともすっごく評判が良くて面白そうな映画だと思わない限り、金払ってまで見る事はないと思う。

韓流恋愛モノのお約束と言ったら「難病・不治の病」「実は2人は血縁関係」「記憶喪失」「無駄なコメディシーン」辺りか。
んな訳で、本作もそのお約束をしっかり守って「ヒロインは不治の病で余命いくばくもない」という設定になってます。
更に予告編だけ見ると猛烈にウェットな悲恋モノを想像させるのですが、蓋を開ければなんともコミカル。中盤まではあくまでもラブコメ路線で客を笑わせるんですが、いきなり終盤辺りで「泣かせ」に強引に持って行きます。

決して悪くはないですけどね・・・ホントに「もうこのパターンはいい加減飽きた」、この一語に尽きる。

ミンスに関しては「ほー!」というちょっとしたどんでん返しがあって、これはなかなかウマく前半の見せ方がミスリードしているのですが、そもそもミンスのこの設定は必要があるんだろうか?と思いますね。
せっかくミンスにこんなオイシイどんでん返しネタを振ったなら、いっそヘウォンよりもミンスに逝って頂いて、ヘウォンはすっかり良くなっちゃいました♪みたいなオチの方が面白いんじゃないの?くらい思っちゃいましたが(苦笑)

それから本来なら大号泣しなくちゃいけないんだろう(謎)ラストの「予約メール」のシーンですが、何故ヘウォンはあの日あの時間にメールの予約をしたんでしょうか?
ミンスがあの場所に行った日が何か2人にとっての記念日で、生前2人でココに訪れようと約束していたとか、もーちょっと気の利いた理屈でも付けてくれればもーちょっとあのシーンでウルッと来るんだろうけどな。

それにしても不治の病で余命いくばくもない割りにはジウ姫は余りにも元気過ぎる。お茶目な性格の薄幸の美女でも全然構いませんが、病気なら病気らしい風情をもうちょっと醸し出してくれないと・・・突然ぶっ倒れたり突然降って湧いたように死んでしまっては、見ている観客は彼女の病状の急変に着いていけません(笑)

素直に見れば、もしくは韓流映画を全く見た事がない人ならば、結構楽しめる恋愛映画だと思うんですがねぇ。
本当に韓流恋愛モノに飽きた。すっかり飽きちゃった。ただそれだけしか感想が出てきませんでした(溜息)







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