2006年04月14日(金) |
LIMIT OF LOVE 海猿 |
監督:羽住英一郎 出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太、他 オススメ度:☆☆☆+
【あらすじ】 潜水士となって2年。仙崎大輔は鹿児島・第十管区に異動となり、機動救難隊員として働いていた。伊沢環菜とは結婚を意識しながら遠距離恋愛中。はっきりプロポーズをしてくれない大輔に苛立つ環菜は、ウエディングドレスを携えて鹿児島にやって来るが、大輔は「考えさせてくれ」と告げるだけだった。そんな折、鹿児島沖3km地点で大型フェリーが座礁。現場へ急行した大輔達は、予想以上に浸水が進み傾く船体に戦慄するが、その船内に何故か環菜が乗っていたのだ!
【感想】 前作「海猿」、そしてTVドラマ版を経て「海猿シリーズ・最終章」の本作。 TVドラマは見ていなかったんですが、要するに映画と同キャストで前作と本作の繋ぎ部分をやってたんですかね? ってか、フジTVって本当にやる事にソツがないなぁ・・・といつも関心させられますネ!
TVドラマ版を見ていなくても、前作(映画版)を見ていなくても、本作だけでも話は判るよーになってます。 ・・・なってると思います。ぴよは前作を見ているので断言は出来ませんが、少なくともTVドラマ版は見ていなくても本作だけでちゃんと独立した話にはなっていたと思います。
さて本作。 TVドラマ版を楽しんでいた「海猿ファン」の方には、それぞれのキャラに相当思い入れがあるんでしょうね。 ぴよも伊藤英明クンが大好きなので・・・もっと言うと前作「海猿」の試写会に行った時に舞台挨拶があって、ご本人がスクリーンで見るよりずっとカッコ良かったのですっかり好きになっちゃった、ってのが正直なトコロなんですが(苦笑) まあ、そんな訳で・・・少なくとも伊藤英明クンには勝手に入れ込んで見てました♪
もー本当にカッコいい! 今回も熱いわっ!熱血で真っ直ぐで、しかも人命救助の為なら何でも出来ちゃうスーパーマンなんだからっ! 映像も前作よりもずーっとパワーアップして、邦画にしてはなかなか頑張ってたと思うわぁ♪ 先日「かもめ食堂」の感想で「邦画は所詮ハリウッドの巨大資本に勝てないんだから」って書いた同じ口が言ってるとはとても思えないでしょ?・・・すいませんねぇ。節操がなくて。だって伊藤クンがカッコいいんだもーん♪←アホ
人間ドラマの作り込みもすんごく丁寧でしてネ、ここらの「泣かせ」な作り方はフジTVの企画らしいやり方。 畳み掛けるわねー。バンバン「泣かせ」よーと、あの手この手で攻めて来ますよ。別に泣いたからって負けた訳じゃないんだから(ってか、それがフジTVさんの思惑なんだから)、思いっきり波に乗って泣いちゃって下さいっ!
ところで、 その「泣かせ」ドラマ部分とか、伊藤クンの熱いスピーチシーンを聞きながら「おまへ、そんな悠長な事やってるヒマがあるんだったら、とっとと救助せぇーよ」・・・なんて思っちゃったら、やっぱりダメなんですよねぇ?(^-^;
前作「海猿」も相当くっさーいドラマだったけど、これが結構ハマっちゃったんだよね。 でも本作はなぁ〜んか乗れなかった・・・前作の人間ドラマの方がもうちょっとアッサリしてたって言うか、きちんと見せてくれるけど本作程しつこくなかったような気がしたんだけどな。 「そこまではちょっとやり過ぎなんちゃうん?」と思っちゃって、周囲のお嬢さん達が肩を震わせて号泣する中、どんどん冷えていく自分を感じて一人置いてきぼり状態(溜息)
妊婦の体も冷やしちゃダメですが、ぴよの心も冷え切って今にも下痢しそーですよ!助けてっ!伊藤クーンッ!(涙)
まあそんな訳で、 ぴよはダメでしたが(をい)周囲の反応を見るとすこぶる良さそうなので、誰が見ても多分大ウケ間違いなし! 特にTV版見てハマったタイプの方なら、これ見なくちゃーシャレにならないでしょう。 TV版も前作もご覧になってない方でもかなり楽しめるんじゃないかと思いますよ。
・・・ぴよの感想の事はアホの戯言だと思って忘れて下さい(涙)
|