2005年06月25日(土) |
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 |
監督:ジョージ・ルーカス 出演:ヘイデン・クリステンセン ユアン・マクレガー ナタリー・ポートマン、他 オススメ度:☆☆☆☆☆
【あらすじ】 アナキンとパドメの結婚から3年、強大化していく分離主義者勢力と共和国の争いは絶える事がなかった。共和国内ではジェダイの騎士とパルパティーン議長の確執が深まり、パルパティーンと強い信頼関係を結ぶアナキンはジェダイの騎士達との板ばさみに悩む。そんな折、シスの暗黒卿ダース・シディアスはアナキンの高い能力に目を付け、邪魔なジェダイの騎士を一掃する為に巧みにアナキンを誘いダークサイドに引きこもうとする・・・
【感想】 祭りだ!祭りだー!スター・ウォーズ(SW)シリーズついに完結編だぁー!! 最初に言っておくけど、ぴよはこの作品を冷静に見る事なんて出来ません!小学生の頃に劇場で見て、震えるほど感動したエピソード4からこの時まで、SWシリーズの完結をどれだけ夢に見て待ち望んだ事か・・・!! 「早く続きが見たい」「でも終わって欲しくない」、この2つの葛藤で常に揺れ続けた28年。嗚呼!
まずスクリーンに「STAR WARS」のロゴと共にあのテーマソングの冒頭「ジャーン!」が流れた瞬間、全身を稲妻のように駆け抜ける鳥肌と興奮と言ったら!! ・・・こんなもん、冷静に感想なんて書いてる場合ぢゃねーぞっ!!←コラ
映画冒頭からSWファンをワクワクさせる戦闘シーン、オビ=ワンも「やっぱり飛ぶのは苦手だ」って言ってるYO! ヨーダとダース・シディアスの頂上対決、アナキンとオビ=ワンの師弟対決、どのシーンも何もかもがSWファンを魅了して興奮させて、そして震える程の感動を与えてくれる!!
SWファンにとって、やっぱり一番の興味は「どうしてアナキンはダークサイドに落ちたのか?」だったと思う。 ぴよも映画を見る前に「パドメ絡みなのは間違いない!」とは思ってた(かなり具体的に展開考えてたし)けど、映画を見ながら正直言って「ま、まさかこーいう理由ですか!!」という驚きは禁じ得なかった。 確かにこの理由ならダークサイドに落ちるのは仕方ない、と言うか必然だったと思う。 むしろジェダイが言う「失う事を恐れるな」という言葉に、「それって人としてどーよ?」って思っちゃったもんね。
EP1の時には「このボクちゃんがオビ=ワンなんですかぁ(涙)」と思ったユアン君も、本作ではすっかり落ち着いてその後のシリーズのオビ=ワンにキレイに繋がる風格あるジェダイ・マスターになってたし、ヘイデン君の演技もEP1当初の硬さはすっかりなくなって、本作はアナキンのキャラクターを演じる事に関してほぼパーフェクトだったんじゃないかと思う。
今まで散りばめられて来た様々なネタの全てが、本作でキレイに着地して行く。 映画ラスト、懐かしいタトゥイーンの荒涼たる砂漠に佇むルークの育ったあの家がスクリーンに映し出させた時、それまでこらえ続けた涙が止まりませんでした。 「風と共に去りぬ」すら髣髴とさせる感動のラストシーンを目にした時、本当にこの素晴らしいシリーズが完結してしまったのだと、そしてルーカスに「こんなに素晴らしい作品にしてくれてありがとう」とつぶやいていました。
この感動を分け合えない「アンチ・スターウォーズ派」の皆さんが気の毒で仕方がない。 もしこの感動が「スターウォーズ派」の人だけのモノだったとするならば・・・
ぴよはスター・ウォーズが好きで本当によかった。本当にありがとう!スター・ウォーズ!!
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