監督:キム・ソンス 出演:チャン・ヒョク イ・ナヨン アンジェラ・ケリー、他 オススメ度:☆☆+
【あらすじ】 市役所に勤めるヨンジュは目立たない女の子。ある日役所に外国人が来た事で「英語が話せる人がいないのはマズイ」という事になり、ヨンジュが英会話学校に通わされるハメになってしまった。イヤイヤ行った英会話学校だが、同じクラスの隣の席に座ったお調子者のムンスに一目惚れ。でもムンスはセクシーな英語教師キャシーに夢中でヨンジュの事は全く眼中にない様子。ヨンジュは英語マスターとムンス獲得に向けて猛烈に頑張るのだが・・・
【監督】 2003年製作の韓国映画。今頃になって日本で劇場公開するってのも間が抜けてる気がするんだけど、多分ムンス役のチャン・ヒョクが「僕の彼女を紹介します(2004.12.3鑑賞)」で日本でもブレイクした事がきっかけなんでしょう。 監督は「武士-MUSA-(2003.12.3鑑賞)」のキム・ソンス。それにしても余りにMUSAとかけ離れたジャンルだ(^-^;
話は簡単に言うと、「物凄くとんちんかんな女が勝手に男に熱を上げて猛烈に頑張る」という話です。 簡単ですねー。簡単ですよー。しかも誰もが判り切ったオチに向かってビシバシと進みますから〜(^-^;
映画冒頭からお茶目なアニメーションで始まり、映画中もジャンジャン下らないギャグに被せるようにCG合成されたオモチャ箱のような映像が繰り広げられて行きます。 ゲーム画面をパクってみたり、アニメ挿入してみたり、お花やハート飛ばしてみたり、やりたい放題の遊びたい放題。 最初の内は「アホくさー!」と思いながらもかなり笑ってたんですが・・・
笑える下らないギャグも、ずーっと続くと飽きて来る。 散々笑っといて飽きるもクソもないんですが(苦笑)、なんだか物凄く映画が長く感じたんだよね。 要するに自分の中で同じ手合いのお笑いに途中ですっかり飽きちゃったみたいで、「まだ話が展開せんのかいっ」ってな感じでダレダレになっちゃった(^-^; 多分誰が見ても笑えるだろうし、誰が見ても楽しめる作りだと思うんだけどなー。なんでだろー?
主人公の女の子もとっても可愛いんだけどネ、少なくとも絶対に共感出来ないレベルのすっ飛び度。 感情移入出来ないから、彼女のストーカー行為(をい)見て薄ら寒くなっちゃったりして・・・ここまでやられたらさすがにどんな男も引くだろー、コレでムンスがヨンジュに惚れたら逆に怖いだろー!と思いつつも、それでもオチが見えてるだけに何だか違和感があるんだよな。
何だか20〜30年くらい前のアメリカのおバカコメディドラマ見てるみたいな感じ。 ハマる人にはハマると思うんだけど、ぴよにはどーもダレましたね。 でも・・・チャン・ヒョクファンなら大満足なんじゃないかな?おバカなお調子者で、でもホントはシャイでマジメな好青年って役ドコロは、多分ファン涙モノでしょう。うん。
どーでもいい事だけど、日本人が話すヘタクソ英語と韓国人が話すヘタクソ英語、発音が明らかに違う。 どっちの国のヘボ英語の発音の方がよりネイティブに近いんでしょう?・・・どっちもどっちか?(^-^;
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