2005年03月17日(木) |
プリティ・プリンセス |
監督:ゲイリー・マーシャル 出演:アン・ハサウェイ ジュリー・アンドリュース ヘクター・エリゾンド、他 オススメ度:☆☆☆−
【あらすじ】 サンフランシスコに住む高校生のミアは内気でドジでクラスの笑われ者。離婚した芸術家の母親と2人でつつましく暮らしていたが、ある日突然現れた父方の祖母の存在がミアの人生を一変してしまう。実はミアの父親はヨーロッパの小国「ジェノヴィア国」の皇太子だったのだ。ところが先日父親は事故で急死、ミアが唯一の王位継承者だと告げられて仰天!王位継承を放棄しようとするミアだが、亡き父への思いから「プリンセス修行」をして3週間後の舞踏会の席で放棄するか継承するかを決断する事にしたのだが・・・
【感想】 2001年公開作品。最近本作の続編「プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング」が公開になったので、まずは元ネタの方を見ておかないと続編見ても意味ないよなー・・・と思ってレンタルして来たのですが、続編を見に行く時間がないぞ。 これぢゃー1作目見ても意味ないぢゃんかー!どーするヨ!?<自分(涙) ちなみに本作、劇場公開時には「プリティ・ウーマン」「プリティ・ブライド」に続く「プリティ・シリーズ第三弾」というフレコミだったそーですが、内容的に繋がりは全くなくて単なるコジツケというヤツでしょう(笑)
感想の書きようのない作品ってヤツですな。えぇ。←いきなり(^-^; だって上記の「あらすじ」読んだだけで先が丸々見えるでしょ?エピソードもきっとこんな感じだよねー・・って予想したトーリの事が当たり前のように繰り広げられて、そして思ったトーリの着地点に収まってお終い。 まあ胸糞悪い話じゃないし、ちゃんと楽しめるよーにはなってましたから文句垂れる箇所もないんですけどネ。
見ドコロはやっぱジュリー・アンドリュースでしょう。 彼女は本作でミアの祖母=ジェノヴィア国の女王でミアのプリンセス教育に心血を注ぐという役ドコロ。
本作のよーな「平凡な女の子の突拍子もないシンデレラ・ストーリー」の大御所と言えば「マイ・フェア・レディ」と映画好きさんなら誰もが思い付くでしょう。 映画版「マイ・フェア・レディ」は主人公イライザをオードリー・ヘプバーンが演じた事で知られていますが、元々のブロードウェイミュージカル版マイ・フェア・レディでイライザ役を演じていたのはジュリー・アンドリュース。 晩餐会で大失敗をしてウジウジしているミアに、ジュリー演じる女王が「私も初めての晩餐会では大失敗したのヨ」と語るシーンがありますが、これは明らかに「マイ・フェア・レディ」のイライザ役を演じていたという彼女の経歴を知っている事が前提で楽しめるセリフでしょう。 内容自体は何もかもが予想通りの平凡なストーリーですから、こういう「小ネタ」を楽しむべき作品かと。
単なるボディガード兼運転手のおっちゃんが、どーして一国の女王陛下にタメ口でエラソーに意見したり、当たり前みたいに一緒に踊ったりしてるんだか?(もしかして彼は女王の夜の慰み者なんでしょうか?←コラ) マスコミに嗅ぎ付けられて、明らかにその行動の一挙手一投足が注目されてると判り切ってるのに、どうしてロクにボディガードも付けずに勝手に軽薄なビーチパーティにミアは出席してしまうのか? そもそも女王もきちんとミアの監督しとけよ!フツーこんなに自由にさせるのオカシイだろーが!!
等とツッコミどころは満載ですが、そんな事は気にしなくてもいいんです。 だってコレはディズニー映画。そしてシンデレラストーリー。おバカ娘でもちゃんとプリンセスになれるんですから、みなさん安心してミアの行く末を見守ってあげましょう(笑)
あー・・・続編どうしよう。見に行く時間あるかなー・・・ って言うか、どーせ続編も本作と同じノリでしょ?DVDレンタルまで待ってもいいなかぁ〜(をい)
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