2004年12月02日(木) |
エイリアン vs プレデター |
監督:ポール・W・S・アンダーソン 出演:サナ・レイサン ラウル・ボヴァ コリン・サーモン、他 オススメ度:☆☆−
【あらすじ】 富豪の実業家ウェイランドが、自社の衛星で南極の地下600mに眠る「謎の熱源」を発見した。彼は世界中から考古学者、科学者、エキュリティのエキスパート達を集めて、女性冒険家のレックスにガイドを頼み調査を開始。彼らが地底600mで見たもの・・・それはエジプト、アステカ、カンボジアの各文明が融合した巨大なピラミッドだったのだ。ピラミッドに足を踏み入れた一行は、想像を絶する恐ろしい真実に直面する事になるのだが・・・
【感想】 20世紀FOX社のドル箱ホラーキャラ「エイリアン」と「プレデター」のドリームマッチ! 既にこの組み合わせはコミックやノベルズ、そしてゲーム化もされており、SFホラーファンのハートを鷲掴みにし続けているそうなのですが・・・ぴよは何度もこの感想に書いて来ていますが「ホラーが苦手」なんですな(^-^; さすがに「エイリアン」はPart.1と4は見た。でもプレデターは全く知らない。 そんな思い入れも知識もほとんどないヤツがこの作品を見るのはどーだろう?と自分でも思う(笑)
さて、そんな訳で本作。 元々ホラーが苦手なヤツが感想書いてんだからアテにしてもらっても困るんだけど(をい)、それにしてもだネ
はよ出て来いや
え?ナニがって? そりゃー「エイリアン」と「プレデター」に決まってんぢゃん。
ちぃーっとも登場しないのよ、コイツらが。 映画が始まって30分・・・「これってエイリアンとプレデターが戦う話なんじゃないの?」とシビレを切らしながらウトウトしまくっている自分。その後も宇宙船とか音とか地味ぃ〜に雰囲気だけ出しながらもまーだ戦う気配はやって来ない(涙) たぶん製作者サイドとしては「ちゃんとした筋立てして、ドラマとして膨らまそう」ってー腹なんだろうけどさ、この映画見に来る人でそんなドラマを期待する人がいると思って?いる訳ないだろ(ぼそ)
しかもそのドラマ部分がつまんないし退屈なんだから話になんない(←今日も吠え) 一応「何故エイリアンとプレデターは戦うのか?」という理由をドラマ部分で明らかにしてくれるんですがね、考古学者がしたり顔で「この(古代)文字は難しいが、どういう事なのか判った!」と語り出した時にゃ〜、「は?今までの展開でナニがどうお判りになったと?」と余りに陳腐な展開に溜息すら出ず(涙)
思った程エグい映像はなかったね。 だから見てて「ひえぇぇぇ〜」な感じにならなかったから、ホラーが苦手なぴよ的にはよかった。でもこの2作品がとぉーっても好きな方々がご覧になっても納得出来る作りの映像なんでしょうか?
ようやくエイリアンとプレデターがバトルし始めてからもお笑いの連続で(^-^; 誰が見ても判る「生き残り決定キャラ」とプレデターのやりとりに至っては呆れるしかありませんが、逆にホラーに笑いを求めるB級ファンには相当ウケるかもしれない空気はプンプンと。 製作者サイドが「この映画見て笑ってくれなくちゃイヤン!」くらいの気持ちで作ってるなら成功の部類ですな(笑)
んな訳で、B級好きなぴよには多少笑わせてもらえた(苦笑多めだけど)から、映画中盤まで引きずるつまんない人間ドラマを考慮に入れても多少評価は高めかと。
ラストシーンがね、ある意味お約束の展開?でステキですわ・・・つーか、まさか続編作る気なのか!?
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