2004年10月06日(水) |
スクービー・ドゥー2 モンスターパニック |
監督:ラジャ・ゴズネル 出演:フレディ・プリンズ.Jr サラ・ミシェル・ゲラー マシュー・リラード、他 オススメ度:☆☆+
【あらすじ】 怪事件を解決して一躍人気者になったミステリー社のメンバー。「犯罪学博物館」のセレモニー会場でチヤホヤされてすっかり上機嫌の所に突然事件が発生。展示してあるモンスターが暴れ出して会場は大混乱、更には謎の仮面男が現れて「責任は全てミステリー社にある」と糾弾され、マスコミの煽動もあって一気に評判はがた落ちになってしまった。 自分達のミスが原因だと落ち込んだシャギーとスクービーは、名誉挽回しようと他のメンバーに内緒で秘密調査を開始。残ったメンバーも仮面の男の正体を暴こうと必死の捜査を始めるのだが・・・
【感想】 2002年に公開されて大ヒットを飛ばした「スクービー・ドゥー(2002.8.5鑑賞)」の続編。 キャストも監督も前作から引継ぎ、更に今作では事件のキーマンとして登場する犯罪学博物館の学芸員役にセス・グリーン、そしてミステリー社と特にダフネに食いついて来るイケすかないTVリポーター役にアリシア・シルヴァーストーン等が出演してます。
前作鑑賞した時に「スクービー・ドゥー」についての説明は軽くしましたのでここでは割愛して、前作にはなかった今作の特徴は何と言っても「お子向け映画には比較的タブーな恋愛ネタ」が盛り込まれている所でしょう。 更に色恋沙汰を起こすのが「ミステリー社」メンバーの中では最も目立たない役回りのヴェルマというのも面白い。 その代わりと言っては何だけど、リーダーのフレッドとお色気担当のダフネが今作では割と地味な役回りを演じ、シャギーとスクービーコンビの活動と基本的にシーンが分かれるので、ちょっと存在感が薄い感じです。
前作からたった2年しか経ってないのにCG技術は格段に進歩を遂げ、今作では前作以上にCGを効果的に使用して実写とCGが全く違和感なく融合されていて、子供だけに見せるには余りに勿体無い素晴らしい映像になってます。 特にモンスターなんてCG見本市状態ですしね、元々スクービーのキャラは前作もだけど全てCG合成されてるんだよね・・・いやはやここまで贅沢にCG使ったお子向け映画も少ないんじゃないでしょうか(^-^;
絵もキレイで話も磐石で、子供から大人まで楽しめて大笑い出来るというのが本作の魅力ですが、やっぱり前作同様ぴよにはこの映画の「笑い」がどーもツボに入らなかったんだよね。 もちろん見ててとっても楽しいんですよ。楽しいんだけど「ここは大笑いするシーンなんだろーなー」と思いながら「ふっ」とほくそ笑む程度のモノでしたわ。何て言うのかなぁ?「笑いの感性が違う」とでも言えばしっくり来るのか・・・ やっぱり「根本的にアメリカさんの笑いのツボはぴよの肌に合わない」、というトコロなんだろうなぁ
まあ、子供から大人までどんな世代の人が見ても判り易くて楽しい作品に仕上がってるので、見て損したとか金返せ!という気持ちにはならないと思いますから問題ないでしょう(笑) ただ、このメンバー演じてる役者さんも随分お歳がイッちゃってますからねぇ・・・今作でのミステリー社メンバーの年齢は何歳という設定になってるのかわかりませんが、3作目作る気があるなら早めに製作に取り掛かるか、それとも役者さんを一新しなくちゃー厳しいでしょうね(^-^;
その点、スクービーはCGだから100年経ってもそのまんま♪CGは続編作るのにホントに都合がいいなぁ(笑)
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