監督:デヴィッド・トゥーヒー 出演:ヴィン・ディーゼル タンディ・ニュートン ジュディ・デンチ、他 オススメ度:☆☆
【あらすじ】 遥か未来、銀河全域が「ロード・マーシャル」率いる狂信的軍団「ミクロモンガー」によって支配されようとしていた。 その前に1人の男「リディック」が立ちはだかる。彼は暗視可能な特殊視覚を持ち、人間の能力では到底想像もつかない程の知力と体力を持ってして本能のままに戦い続ける男。5つの惑星から指名手配を受けて逃亡中のリディックは、計らずも強大な勢力の争いに巻き込まれていくのだった。
【感想】 2000年に公開された「ピッチブラック」の続編・・・のハズなんですが「ピッチブラック」の名前は一切出て来ない。 主演はピッチブラックでもリディック役で主演したヴィン・ディーゼル。当時は全く無名に等しかった彼も、その後主演した「トリプルX」で思いっきりアクション俳優としてメジャーになりましたよね。 ある意味「凱旋企画」とでも言えるんでしょうか?監督・脚本も「ピッチブラック」と同じくデヴィッド・トゥーヒー氏。
ぴよは残念ながら「ピッチブラック」を見ていないので比べようがないのですが、リディックはいきなり指名手配犯として登場していてどういう訳だか(どーやら手術によって?)暗視可能な視覚を持っているという事らしい。 よーするに世界観やらキャラクターの説明がほとんどないから、映画が始まって結構話が進むまで人間相関図やら背景がさっぱりわからなくて「?」の連続。
映像も「手が込んでる」って言ったらそーなんだけど、どーも安っぽく見えるっつーか「オモチャっぽい」感じがしちゃって。 「スター・ウォーズ」見た時はかなりゾクゾクしたんだけど、こーいう「余りにも未来過ぎるどこかの星」の予想図って、それこそスター・ウォーズを始め、ありとあらゆる映画で既に表現され尽くしてる感があるじゃないですか(^-^;
途中ちょっとダレながらも我慢して見ていると(←ヒドイ言いようだ。涙)、中盤リディックが惑星「クリマトリア」の牢獄に捕らえられた辺りから結構見せ場も増えて来るんだけどネ、間が悪かったよなぁ〜・・・昨日見た「マッハ!!!!!!!!」のド迫力アクションを鑑賞した後直ぐにこの作品を見たのは間違いでしたわ(とほほ)
半死生人「ネクロモンガー」の設定もイマイチよくわかんなかった。 ミクロモンガーになると痛みを感じなくなるという設定みたいなんだけど、ただそれだけではっきり言ってクソ弱いし、特にマインド・コントロールをされる訳でもないみたいだし。 これなら完全にマインド・コントロールされてるオ○ム真理教の信者の方が強いかもしんないヨ?(あわわわ・・)
B級SFアクションとしてはそこそこ楽しめる作りになってるとは思うけど、物凄いモノを期待して見ちゃーダメっすね。 あ。でもヴィン・ディーゼルはやっぱカッコいいと思うよ♪ ヴィン好きさんなら「見て得」とはとても言えないけど、「見て損」とまでは言わないわヨ(苦笑)
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