ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2004年06月23日(水) セイブ・ザ・ワールド

監督:アンドリュー・フレミング
出演:マイケル・ダグラス
    アルバート・ブルックス
    ロビン・タニー、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
スティーブは世界中を渡り歩くコピー機販売人・・・というのは表の顔、実はCIA秘密捜査官で密輸組織壊滅の為、武器密輸ブローカーになりすましてロシアンマフィアと原子力潜水艦「オルガ」の取引を進めていた。ところが取引の日時が一人息子の結婚式と重なってしまったのだ。
両家の初顔合わせの席、神経質な花嫁の父ジェリーはスティーブがカタギの人間でないと一発で見抜いてしまう。ジェリーに結婚を大反対されて困ったスティーブは、侘びを入れにジェリーの元に向かったのだが・・・


【感想】
1979年製作「あきれたあきれた大作戦」のリメイク。
リメイクとは言っても、使われているのは「ライフスタイルも性格もまるで正反対の両家の父親2人がタッグを組む」という着想点の部分だけで、後は全くのオリジナルだと考えていいみたいです。
という訳で、本作は79年版にはない「CIA秘密捜査官」の囮捜査という大捕り物に「一人息子の結婚」というファミリーストーリーを絡ませて、アクションとコメディをごった煮にしてやろう!という、何ともゴージャスな企画なんですが・・・

まずからして「セイブ・ザ・ワールド」というタイトル、どう思います?(ちなみにこれは原題ではなく邦題です)
ぴよは何度聞いても、実際に映画を見た今も、そしてきっと明日にはタイトル忘れてると思うんすよ(苦笑)
それくらい凡庸で特徴がなくて面白味のない、いかにもB級臭いタイトルだと思いませんか?

・・・本当にこのタイトル通り凡庸で特徴がない、明日には忘れられそうなB級作品なんですわ。コレが。
そーいう意味では、この邦題を付けた日本の配給会社の社員は非常にセンスがいい!(爆)

「マイケル・ダグラス@名優」が演じるスティーブが、原子力潜水艦「オルガ」を囮捜査で取引しようとしているというのは何となくわかるんですよ。でも彼が持ってるどーやら放射能を発するらしい?謎の「携帯灰皿」みたいな筒の意味が今もってぴよには判らないんですがネ(^-^;
この筒の持っている意味が判る方、ご連絡お待ちしています♪

さて、いきなり吠えまくりましたが・・・実はぴよの評価は結構高いつもりです♪(今更何を言うか。笑)
いやマジで、ぴよはこーいう「王道B級映画」って大好きなんですよ!
やっすい作りでぬるい展開、説明不足も下らないギャグでごまかしながら、ファミリーの愛に溢れつつ大団円を迎える。しかも上映時間は1時間半程度の飽きずに鑑賞出来るギリギリの線を守ってくれて、これってぴよがイメージする正に「アメリカが作った昔ながらのB級アクションコメディ」のど真ん中ストライクなんですよ!!

惜しむらくは、このクソ映画(をい)に何故オスカー俳優マイケル・ダグラスが出てしまったのだろうか?という事か。
いや、勿論マイケル・ダグラスの演技は申し分なかったですヨ。でも何もこんなクソ映画に出なくてもアナタは既にハリウッドでは「重鎮」と呼ばれる立場にいるでしょーが・・・と。
もっと言えば、この作品に出る事で今まで築き上げたステイタスに傷が付きはしないかと(^-^;

シリアスな役が多いから、たまには息抜きしたかったのかな?なんつってな♪(笑)








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