2004年05月08日(土) |
オーシャン・オブ・ファイヤー |
監督:ジョー・ジョンストン 出演:ヴィゴ・モーテンセン オマー・シャリフ ズレイカ・ロビンソン、他 オススメ度:☆☆☆☆−
【あらすじ】 勝者は莫大な富と栄誉が、敗者に与えられるのは死のみ・・・千年の歴史を誇る最も過酷なレース「オーシャン・オブ・ファイヤー」に、アメリカからやって来たカウボーイ・フランクと野生馬・ヒダルゴが挑む。 フランクとヒダルゴの前に立ちはだかるのはアラブのオアシス1つない灼熱の砂漠、あらゆる物を一瞬で飲み込む砂嵐、踏み入れたら二度と抜けられぬ流砂地獄、そしてよそ者に栄誉を与える事を良しとしない人々の陰謀だった。
【感想】 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役で一躍人気俳優にのし上がったヴィゴ・モーテンセン主演最新作! ・・って、もう公開してかなり経つ(むしろもうすぐ公開終了する)んですけどネ(^-^; 実は公開前はすっごい楽しみにしてて「封切したら真っ先に見に行くぅ〜♪」って豪語してたのに、既に見た方々からことごとく「つまんねー」って聞かされて、ちょっと勢い落ちました。つーか、思いっきり落ちました。 もっと言うと、もうちょっとでスルーしちゃうトコロでした(苦笑)
話は西部劇をアラブでやろう!ってネタです。それだけです。 かつて大流行だった西部劇ですが、先住民なんてどんどんぶっ殺しちまえー!なんて口が裂けても言えないご時世ですので、主人公は先住民と白人のハーフで先住民の味方という役ドコロ。で、彼の操る馬が先住民と仲良しこよしのマスタング(野生馬)って事でぇ・・要するに「先住民を正義にした西部劇」というかなり苦しい設定だったりします。
苦しい設定だよなぁ〜と思ってたのに、この映画どこまでがそーなのか知らないけど、何と実話が元になってるそーだ! 主人公がアラブのレースに出たって事だけが事実なのかな?それとも主人公は先住民とのハーフだったというトコロまで事実なのかな?もし先住民のハーフという所まで事実だとしたら相当スゴイ話だと思うんだけど!!
ま、どこまで事実なのかはさておき、映画中では先住民とのハーフのカウボーイが先住民やっつける為にアメリカを駆けずり回る訳にはいかないので、アラブでカウボーイやってもらいましょうっていう事なんですが、レースに辿り着くまでのエピソードが長過ぎですわ。 まあ、いきなりアラブ行っちゃったら訳わかんないので仕方ないんでしょうけど、この映画はその後もエピソードが冗長でムダが多く、更にレース後の締めもダラダラ続け過ぎて間が抜けます(無茶苦茶言ってる・・)
ですがね! ぴよは結構面白いと思ったんだけどー!!!
だってだって・・・ヒダルゴがめっちゃ可愛いんだもん♪(をいこら)
いや、アラブでカウボーイってかなりマヌケですが、意外とハマってるんじゃない?って思ったんだけどネ。
ぴよのアラゴルン様♪ヴィゴ様はLOTRですっかり板についた「コ汚い兄ちゃん」役が今回もピタリとハマってましたし、ストイックで女の誘惑に目もくれない(あの人妻ではそそられねーけどな)男気のある様子も、往年の西部劇のイメージを大切にしてくれてて感じいいし♪ それに大事なおち○ちんをちょん切られそーになって(きゃ♪)必死に足を閉じてるヴィゴったら可愛いったらないわぁ〜♪ ・・・すいませんねぇ。オンナも歳取るとこーいうモノに真っ先に反応しちゃって。ほほほ!
ダラダラ長いなぁ〜と確かに思うけどサ、それ程酷評されるほどの作りだとは思わなかったけどねぇ。 映像だってかなり手が込んでたと思うしぃ・・・
砂嵐のシーンなんて「ヘブン・アンド・アース(2004.2.29鑑賞)」に比べたら全然レベル高いし!(比べるなってか?)
|