2004年02月27日(金) |
レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード |
監督:ロバート・ロドリゲス 出演:アントニオ・バンデラス ジョニー・デップ サルマ・ハエック、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 メキシコで2つの町を始末した伝説の男、エル・マリアッチ。この男の噂を聞きつけたCIA捜査官サンズは、大統領暗殺計画を企む悪名高い将軍マルケスの殺害を依頼した。実はサンズは暗殺に絡み、この土地で一攫千金を狙っていたのだ。 マリアッチも最愛の恋人カロリーナをマルケスに殺された復讐の為、再びギターケースを手にしたのだった。
【感想】 ロドリゲス祭りの最終回は、「エル・マリアッチ」シリーズ最新作。 前作に登場のバンデラス&サルマ・ハエックに加え、今作では客寄せパンダとしてぴよ大・大・大好き♪ジョニー・デップ様をゲスト出演させる事で、盛り上がりは最高潮に達しました!(ぴよだけが。笑)
さて。 映画冒頭からいきなりジョニデ様ご登場でシビレまくりのぴよです♪バンデラスには全く目が行きません(爆) こんなCIA捜査官が実際にいたらアメリカ崩壊間違いなしの、セクシー・ジョニデにクラクラしまくり!!
・・・褒め言葉はこれくらいにしておきましょう。
今回、「レジェンド・オブ・メキシコ」鑑賞の為にわざわざ「エル・マリアッチ」そして「デスペラード」を立て続けに見て来たぴよですが、3作続けて見る事でロバート・ロドリゲスという人がどんな人か少し判ったような気がします。
コイツ、 ホンモノのバカです(笑)
今回も脚本・監督を1人でこなしてさぞご満悦であろうロドリゲス君の顔が目に浮かぶようです。 どーかすると、演出・編集・音楽、その他諸々までまたしても首突っ込んじゃってる可能性も大です。 相変わらずのお下品なセリフも、相変わらず有り得ない大立ち回りも、相変わらずオモチャみたいな武器も、相変わらずどーでもいいエピソードも、何もかもデビュー作の「エル・マリアッチ」から一歩も進んでいない徹底振り! もっと言うと、予算がふんだんにあるだけタチが悪くなっているような気がしなくもありません(爆)
とにかく、ロドリゲス君には学習能力が皆無です。(^_^;) だから脚本の大筋「殺された恋人の復讐に立ち上がる」という設定も、「デスペラード」と全く同じです。全く同じ設定なのに、ロドリゲス君は今回「メヒコ顔じゃないジョニデ」を使いたいという野望がムクムクと湧き上がった為、ムリヤリ全く必要のないCIAを登場させちゃうという暴挙に及んでいます♪
ロドリゲス君のお好みアクションは、銃弾が四方八方から飛び交うど真ん中にバンデラスに両手広げて立ち上がらせ、両手拳銃でビシバシとクズ敵をやっつけてもらう・・・というモノだというのも、今作を見て確信しました。 何故人形の的のよーに棒立ちのバンデラスに一発も弾が当たらないのか?という疑問は持たないで下さい(笑)
兎にも角にも「ロバート・ロドリゲス」です! この一連のシリーズは、ロドリゲス君のバカっぷりにしてやられちゃった「おバカ映画ファン」の為の祭典だと思ってもらえれば、存分に笑って笑って楽しめちゃう事請け合いです♪
真面目な映画ファンの方、どうか見逃してやって下さい。 少なくともジョニデ様は今回も妙な役で頑張ってますので、それで不問に付して頂ければ、と♪
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