ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2004年02月26日(木) デスペラード

監督:ローバト・ロドリゲス
出演:アントニオ・バンデラス
    サルマ・ハエック
    ジョアキム・デ・アルメイダ、他
オススメ度:☆☆


【あらすじ】
メキシコ国境の町サンタ・セシリアに黒いギターケースを抱えたマリアッチ(スペイン語でミュージシャンの意)がやって来た。彼は恋人を殺され、自分の右手を撃ち抜かれた復讐の為、ギャングのボスで麻薬王ブチョを探していたのだ。
手下を殺されたブチョはマリアッチを殺すべく手下を次々と送り込む。町で銃撃戦になり手傷を負った所を、たまたま通り掛かった美貌の書店女主人に助けられたマリアッチだったが・・・


【感想】
ロドリゲス祭り・第2弾は、前作「エル・マリアッチ」で手にした大金を元に、エル・マリアッチの制作費の1000倍、700万ドルの巨額を投じてスケールアップしてご登場!の「デスペラード」です。

今作品、噂では「エル・マリアッチのリメイク」という話でしたが、ぴよが見る限りではリメイクというよりも、この作品は明らかにエル・マリアッチの続編的な作りになっていると思う。
恋人が殺されて自分の右手を撃ち抜かれる、というのは前作のクライマックスシーンを踏襲していますし(しかもその回想シーンはマリアッチこそバンデラスが演じていますが、ギャングは前作の役者がそのまま演じていたと思う)、前作ではしがない歌手でしかなかったハズの主人公が、今回は右手を撃ち抜かれた事でギターが弾けなくなっていて、ただの復讐に燃える殺し屋になっちゃってますから。

相変わらず珍妙なBGM、下らない笑い話に有り得ないアクション、そして「お金いっぱいあったら、爆薬ガンガン使いまくりたかったんだー♪」というロドリゲス君の願望を存分に満たしてくれる爆破シーン等、とにかく話の筋とか展開とかを余り考えずに「やりたい事を詰め込んで行ったらこういう脚本になった」という見本のよーな作りになっちゃってます(苦笑)
・・・ギターからロケット弾飛び出してもなぁ〜(笑)、しかもオチも「をいをい」状態だしぃ〜!(^_^;)

子供にすんごい大金握らせて「好きな事やっていい」って言われると、こんな使い方するんだろーなー、と映画を見ながらずーっと思ってましたわ。映画作るに当たって1番お金注ぎ込まなきゃいけない部分は全部端折っちゃって、誰も見向きもしないよーなどーでもいい事にばっかりやたらこだわって金遣ってる、みたいな(笑)

映画の内容的には「エル・マリアッチ」の方がぴよは断然評価出来ますね。
・・・つーか最初の作品の方が出来が良くて、そして「レジェンド・オブ・メキシコ」は「デスペラード」の続編なのよね?

むむむむむ。明日はジョニー・デップ見るためだけのお祭りになってしまうのか?果たしてどうなる!?






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