2004年01月17日(土) |
ハリウッド的殺人事件 |
監督:ロン・シェルトン 出演:ハリソン・フォード ジョシュ・ハートネット レナ・オリン、他 オススメ度:☆☆−
【あらすじ】 ショービズの都・ハリウッドで今日もハリウッドらしい殺人事件が発生。超満員のライブ会場で、人気ラップ・バンドのメンバー全員が射殺されたのだ。事件を担当するのは新米刑事のK.C.コールデンとベテラン刑事ジョー・ギャヴィランのコンビ。副業にヨガのインストラクターをしながら実は俳優志望のK.Cと、長年の仕事の重圧と2度の離婚の心労に耐えかねて、今や夢中になれるのは副業の不動産業くらいになってしまったジョー。事件の真相に果たして迫れるのか!?
【感想】 最もハリウッドらしい名優の1人ハリソン・フォードと、近年ハリウッドでめきめき頭角を現し始め、これから正に旬を迎える(であろう)ジョシュ・ハートネットという、新旧ハリウッドセレブの夢の共演。
予告編見た時から「かなり微妙〜な感じだよなぁ」とは思ってたんだよね。 大体タイトルからしてB級臭がプンプンするぢゃないですか。このタイトル、ハリソン・フォード+ジョシュ・ハートネットのクレジットがなかったらたぶん全国一斉ロードショーにはならなかった類ですわよ。(^_^;)
でね、 正直申し上げて、この作品に対する感想を書くのは、かなり映画関係者に失礼になってしまうかと思います。 それと言うのも・・・アタクシ、余りに映画序盤から退屈で退屈で仕方なくて
半分くらい寝ちゃいました!(苦笑)
言い訳させてもらうとね、(って誰も言い訳なんて聞きたかぁ〜ないだろうけど) この日、風邪引いてて鼻ズルだったんですよ・・・だから映画見る前にたっぷり飯食って、更に鼻炎薬もダメ押しに飲んでおいたんだよね。これがいけなかったのかねぇ。
でも、今まで完徹明けで一睡もしないでそのまま夜映画見た事もあったけど、映画見てて眠たくなるなんて本当になかったんだよなぁ。実際、朝から鼻炎薬は飲んでたけど、この映画の前に見た「ジョゼと虎と魚達(昨日感想UPしてあるヤツですわ)」見てた時は、全く眠たくなんてならなかったし。
要するに、それくらいこの映画の展開が緩くて退屈で凡庸だったんではないか、と。(←結局言い訳ですけどね。えぇ)
映画全部をきちんと見てないので何とも言えないんだけど、少なくともジョシュ・ハートネット演じる若手新米刑事K.C.がハリウッド俳優を夢見て転職を考えているという設定は、まるで必要性を感じなかったよーな気がするんだな。 もっと言えばヨガのインストラクターである必要もないよーな気がする。難癖つけられて(冤罪的内部告発ってヤツか)取り調べを受けてる時に、ヨガのポーズを取り続けて誤魔化しているシーン以外に利用されてなかったよーな感じするし。
ハリソン・フォードのキャラクターの肉付けの方が丁寧だったね。 彼の場合は副業の不動産業に夢中だというのが映画の展開中で割と効果的に使われていて、シリアスであるべき役ドコロを、うまくコミカルに落としてあったような感じは受けましたから。
ハリウッド番付で言ったら当然だけどハリソン・フォードの方がジョシュより格上ですから、仕方ないと言ったらそれまでかもしれませんが、ジョシュの扱い方をもうちょっと考えて欲しかったような気がするのよね。 K.C.は女子にモテモテ君という設定だったハズなのに、ジョシュのラブ・ロマンスシーンは、少なくともぴよが起きて見ている間にはありませんでした(すんごいモテモテシーンがあったなら教えて下さい) モテモテ君にはロクなラブ・ロマンスがないのに、何故かバツ2でくたびれたオヤジ役のハリソン・フォードには濃厚なラブシーン付きって・・・そりゃ、あまりにジョシュが可哀相だろ。(笑)
アクションも(ぴよが見ていた範囲では)特筆すべき点はないし、オチも磐石って言えば磐石だけど、特に驚くモノもなければスッキリするという程の爽快感もなく・・・
寝ちまったぴよがやっぱり悪いんですかねぇ?(涙)
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