2003年12月16日(火) |
ミシェル・ヴァイヨン |
監督:ルイ=パスカル・クヴレア 出演:サガモール・ステヴナン ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ ディアーヌ・クルージェ、他 オススメ度:☆☆+
【あらすじ】 天才レーサー、ミシェル・ヴァイヨンはル・マン24時間耐久レースの出場を決めた矢先、弟分のデヴィッドをレース中の事故で亡くしてしまった。今年のル・マンにはかつての宿敵「リーダー・チーム」の久し振りの参戦が発表されたばかり。デヴィッドの事故もリーダー・チームによるマシンの妨害工作が原因だったようだが証拠はない。 デヴィッドの妻ジュリーが夫の仇討ちの為にチームに加わり、いよいよル・マンが始まろうとしていたが・・・
【感想】 ヨーロッパ圏ではこのタイトルを知らない少年はいないと言われる、ジャン・グラトン&フィリップ・グラトン氏著の同名コミックス(全64巻・全世界で2000万部以上という驚異のセールスを誇る!)の映画化。 監督の名前なんて忘れちゃって下さい。製作がリュック・ベッソンって事だけ知ってりゃ問題ないでしょう(をい)
ヨーロッパでは超有名らしいですが、ぴよは知らなかったんですよ・・・この映画の原作がコミックだっただなんて(^_^;) 映画見終わってから一緒に見に行った人に「コミックが原作だ」と聞いてすんごい納得しちゃったのさ・・・だって、映画見ながらずぅーっと「何だか〜…30年くらい前のベタベタなマンガみたいなストーリーだなぁ」って思ってた(笑) 30年前どころか45年くらい前から続いてるコミックだそーで。なるほど納得の展開ですわ。
ヒーローがいて、ヒーローチームに絡んで来る超感じ悪い悪役チームが、どう考えても有り得ない妨害工作を次々と仕掛けてきて、窮地に立たされるヒーローチームはどうなっちゃうのぉー!? ・・って、どーもこーも先の展開ミエミエだからハラハラドキドキもクソもないんすけどネ(爆)
見せ場は何てったって実際のル・マンの会場でマシン走らせて撮影した超ド迫力映像! 2002年6月のル・マン24時間耐久レースに映画に使用しているマシンを参戦させ、本当にレース中にそのまま走らせて撮影しちゃうなんて、いかにもリュック・ベッソンらしいやり方だと思う。 車好き、レース好きにはたまらない映像ですわね♪
ところでこの映画のカテゴリは何なんでしょうかね? クライマックスのル・マンの勝者は一体どちらのチームの手に!?・・・のシーンがさ、あの対決はないでしょうに(苦笑) どうしてこのクライマックスで会場が異様に盛り上がるのか訳わかんない、つーか思わず大笑いしちゃったんだけどネ。
この映画って・・・「レース・アクション・ギャグ映画」なんですか?(^_^;)
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