ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年11月20日(木) バッドボーイズ2バッド

監督:マイケル・ベイ
出演:ウィル・スミス
    マーティン・ローレンス
    ガブリエル・ユニオン、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
南米の入り口・マイアミ市警は巧妙化する麻薬密輸に対し、取り締まり強化の特捜チームを編成し、マーカスとマイクの2人を着任させた。狙うは合成麻薬「エクスタシー」を大量にさばいている巨大シンジケートの壊滅だ。
ある日NYで連邦麻薬捜査局に務めるマーカスの妹・シドが休暇を取って帰省してきた。実はマイクとシドは密かに付き合っていたのだが、それをマーカスになかなか言い出せずにいる2人。ところがシドはもう1つ兄に隠している事があったのだ。それは今回の帰省は実は麻薬シンジケートへの潜入捜査の為だという事・・・


【感想】
今やハリウッドのドル箱映画製造工場と化したブラッカイマー&マイケル・ベイコンビ。このコンビが結成された記念すべき映画が1995年に公開されて大ヒットした「バッドボーイズ」なのはご存知の方も多いでしょう。
あれから8年、当時でも既にミュージシャンとして成功していたウィル・スミスとコメディアンとして人気の高かったマーティン・ローレンスだが、その後更にハリウッドのトップセレブにのし上がった2人の過密スケジュールを押さえて、見事に往年の名コンビを復活させた超話題の第2弾の登場!!
・・・って、知ったかぶって書いてますが、実はぴよは第1弾の「バッドボーイズ」見てないんですわ。(^_^;)

さて。
アクション映画ファンのぴよの持論として、アクション映画を観客がダレずに楽しめるのは1時間半が限度、長くても2時間以内であろう・・というのがあるんだけど、この映画の上映時間は堂々2時間25分。
ぴよが常々提唱している「アクション映画1時間半説」を実に1時間もオーバーしている大作なのだ。
理由の1つにブラッカイマー&マイケルコンビがこの映画に思い入れが深い事、そしてもう1つは主演の2人が8年の間に非常にビッグになったが為に、彼らのおいしいシーンを沢山見せたいという欲が出過ぎたんじゃないかと。

見せ場はブラッカイマーお得意のカーチェイス、爆破、銃撃盛り沢山のシーン。
アクション映画ファン大喜びの「CG処理なしの本物の爆破シーン」を謳い文句にとてつもない巨額を投入。車は300台以上、ビル、豪邸、集落を次々と破壊の限りを尽くして見せる超ド迫力映像の数々!!

アクション映画ファンのぴよにとってはヨダレ物でしたが、アクションにあまり興味のない人が見たらどーなんでしょう?
いくらド迫力で車が300台大破しても、所詮カーチェイスシーンというのは車が走りまくってぶつかって壊れて火噴いて・・・パターンが決まっちゃってますから、何度もしつこくカーチェイスシーンが出て来ると「もうええっちゅーねん」という気持ちになる人も結構いるんじゃないかと思ったんだけど。

ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの息の合ったコンビぶりはさすが!と言うか、この映画のキャラは彼らのその後の映画界でのイメージを決定付ける物になったんじゃないかと思う。
それだけ役柄と役者のイメージがぴたりとハマっていたという事なんだろうな・・・

2時間25分という上映時間をダレずになかなか上手に料理してあったな、という印象はあるものの、やはり少し長過ぎるように思うね。シドが潜入捜査で金の運び屋をした時に現れるギャング団とのエピソード等は、思い切って全部端折っちゃって、もう少しテンポよく黒幕のあぶり出しに持って行ってもよかったんじゃないかと思う。
そうすれば、上映時間が2時間程度には収まったでしょう。

ま、見て損はない面白いアクション映画だと思いますわ。
当然だけどこの手の映画は劇場で見る事をアクション映画ファンとしてオススメします♪
何しろCG処理なしの本物のド迫力シーンですもの!いい音響と大きなスクリーンで見るのはお約束でしょ♪






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