ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年09月26日(金) バリスティック

監督:カオス
出演:アントニオ・バンデラス
    ルーシー・リュー
    グレッグ・ヘンリー、他
オススメ度:☆☆−


【あらすじ】
国防情報局(DIA)長官ガントの息子が誘拐された。犯人は元DIAで「殺人マシーン」の異名を持つ女性エージェント「シーバー」だった。FBI副長官は7年前に妻を爆死で失って以来酒浸りの日々を送る元FBI捜査官「エクス」に、実は生存していた妻の所在を教える事を交換条件に誘拐されたガントの息子の救出を依頼した。
ところがこの誘拐劇には裏があったのだ。ドイツの生物兵器工場からガントが盗み出した新兵器≪ソフトキル≫を、国外に持ち出す為に事もあろうか自分の息子の体内にソフトキルを埋め込んでいたのだ。


【感想】
チャーリーズ・エンジェル・フルスロットルで一躍アクションスターとしても高い評価を受けた、今ノリに乗ってるアジアン・ビューティー「ルーシー・リュー」がアントニオ・バンデラスとの共演を果たしたアクション大作映画・・・なのか?

映画冒頭からとにかく火を噴く!爆発だー!爆発だー!またしても爆発だーーーー!!(笑)
CG流行の昨今、ここまで火薬使わなくてももっと手の施しようがあっただろうに・・と思わずツッコミたくなる程バンバンじゃんじゃんとド派手にぶちかましてくれます。もう火薬マニアの方が見たらうっとり間違いなし!!


はいっ♪見ドコロ説明終了!



・・・なめてんのか?この映画わ。
とにかく脚本ダメ過ぎ。ダメって言うか、何もかもが説明不足・・・不足を通り越して辻褄もまるで合ってない。(笑)

何故シーバーの家族はガントに殺されたのか?
どうやってシーバーはガントの息子の体内にソフトキルが埋め込まれている事を察知したのか?
有能なFBIエージェントは沢山いるだろうに、何故既に退職している酒浸りの男に重大な誘拐事件を担当させるのか?
FBI副長官はどうやってシーバーがエクスの妻の行方を知っている事を知ったのか?
そもそも何故シーバーはガントの妻が【エクスの妻】だと知っていたのか?
どうしてシーバーはガントの息子が【エクスの子】だと知ったのか?
どうやって【ソフトキルの取り出し方】をシーバーは知っていたのか?
そして極めつけは【いつの間にソフトキルを×××に埋め込んだんぢゃい!!

・・すいませんねぇ。白抜き文字ばっかり使っちゃって。
そのまま読めるよーにしちゃうと、この映画見る意味なくなっちゃいますから(苦笑)

更に「何だかなぁ〜」と思ったのは、妙なメロドラマ仕立てになってるトコロ。
ファンの方には悪いんだけど、ぴよは元々アントニオ・バンデラスがダメなのよ。この人、何度見てもインチキペテン師みたいな顔にしか見えないしさー、どんな役演じてもみんな同じに見えちゃうんだよねぇ。(^_^;)
んで、コイツが水族館で妙にメロメロなメロドラマを演じる。そしてそれを暖かい目で見るルーシー・リュー。
・・ここら辺りはただただ「ダレる」としか言いようがなかったんすけど。

でも、アクション・シーン自体は結構見せ場もあんのよ。
映画の前半、シーバーがショッピングモールで警察に囲まれての銃撃戦をこなす辺りなんて超エキサイティング!
棒術を使ったアクションなんかも、いかにもアジアちっくでルーシーったらカッコいいったらないわっ♪
・・・で、お互い銃器じゃんじゃんに持ってるのに、どーしてそれを投げ捨てて取っ組み合いするかなぁ〜?いくらルーシーのエキサイティングなアクションシーンの見せ場が欲しいからって、そりゃ有り得ねーだろって!(笑)

まあ、とにかく爆発します。
何が何でも爆発します。(^_^;)


ぴよは映画見終わった後・・・
思わず一緒に見に行った友達に「花火大会を見に来たと思えば・・ねぇ?」と言ってしまいましたが(爆)






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