ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年09月11日(木) トゥームレイダー2

監督:ヤン・デ・ボン
出演:アンジェリーナ・ジョリー
    ジェラルド・バトラー
    シアラン・ハインズ、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
ギリシアのサントリーニ島沖、地震による地殻変動で海底に姿を現した伝説の「月の神殿」。トレジャーハンター「ララ・クラフト」が一早く神殿を見つけ、そこでメダリオンと「黄金の珠」を手に入れるものの、謎の男6人によって奪われてしまった。実は「珠」は人類起源の地「生命のゆりかご」に隠されたパンドラの箱の場所を示す地図だったのだ。珠は生物化学兵器を売りさばく「ライス博士」の手に渡ってしまった。もしパンドラの箱がライス博士によって開けられたら、人類を滅亡に導く災いが世界に解き放たれてしまうのだ!
MI-6のエージェントから事情を聞かされたララは、裏社会に精通する傭兵・・・ララの元恋人でもあった「テリー・シェリダン」を雇い、黄金の珠を取り戻す為に一路中国に向かったのだが。


【感想】
前作で世界中でメガ・ヒットとなった「トゥームレイダー」の第2弾。
この作品は既に第3弾の企画も既にあるようで、既存のアクション・アドベンチャーシリーズ「インディージョーンズ」や「ハムナプトラ」のように、映画ファンの間で定番商品になって参りしたな♪

前作での大ヒットを受けてか、今作品は前作以上に金かかってます!
ロケ地は世界中の風光明媚な都市や自然をふんだんにチョイス、映画冒頭からギリシアのサントリーニ島、ララの本拠地イギリス・ウェールズ、そして中国・香港、ケニアと目まぐるしく駆け巡る。

さて、
前作は「惑星系列」という、いかにもゲームが元ネタになっているというのが判るネタでしたが、今回はギリシア神話に登場して世界中の誰もが知っている「パンドラの箱」がモチーフ。
パンドラの箱を開けると世界中に厄災が飛び出して行き、最後に箱の中に残っていたのは「希望」だった・・というアレ。
映画中、パンドラの箱の中には世界を滅亡させる疫病や厄災が詰まっていて、それをテロリストの手に渡してはいけない!ってんでララちゃんが奮闘するというモノなのですが・・・

正直言うと、前作に比べて映像的にもロケーション的にもかなりスケールアップしているものの、ネタ自体はそれに比べてスケールダウンしている感は否めないです。(^_^;)
パンドラの箱ネタというの自体は、アクションアドベンチャー映画として充分楽しめる神秘的要素を持っていると思うものの、それをテロとか生物兵器云々ネタだけでまとめてしまったのは、ちょっと生臭過ぎると言うか余りに現実感が出過ぎて、かえってアドベンチャー的要素が殺がれてしまった感じがしたんだけどね。

公式HP見ると、監督のヤン・デ・ボン氏は「前作よりもマンガっぽさを減らし、もっとエキサイティングにしたかった」とおっしゃってますが、ぴよに言わせればアクション・アドベンチャー映画だからこそ、思いっきりマンガちっくで、思いっきり有り得ない世界観でも全然OKだと思うんだよねぇ(笑)

マンガっぽさを減らしたからなのか、今作品のララのアクションは実に現実味があって迫力はあるものの、前作のような派手なワイヤー&CG等がほとんど使われていない分だけアクションが小さく感じてしまいます。
ただ、アンジェリーナ・ジョリーは今作に臨むに当たり、相当トレーニングを重ねたようで(アクションはほとんどノースタントなんだそーだ)前作よりも格段にアクションにキレがあるのは好評価♪
第3弾でのアクションにも充分期待出来る動きに成長していると思うわよん(^-^)

こういう派手に金遣って派手に展開してくれるアクション・アドベンチャーって、とにかく見てて気持ちいいよね♪
ぴよは地味で味のある「映画通がいかにも好みそうな」映画も好きだけど、でもやっぱり大スクリーンで見るならこーいう「見た目でカマしてくれる」派手派手な映画が楽しくて好きだなぁ♪


この手の映画はやっぱり映画館で見なくちゃーダメですヨ。
おうちのTVでビール片手に見たんでは、スクリーンから飛び出す迫力やお尻に響くよーな大音響は楽しめませんもの♪






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