2003年07月12日(土) |
メイド・イン・マンハッタン |
監督:ウェイン・ワン 出演:ジェニファー・ロペス レイフ・ファインズ ナターシャ・リチャードソン、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 マリサは一流ホテルの客室係として働く貧しいシングル・マザー。同僚からの信頼も厚く仕事ぶりも真面目な彼女は、退職した客室マネージャーの後任として周囲から勧められて、仕事人としての意欲も持ち始めた。 そんなある日、清掃に訪れたスウィート客室の客から返却を頼まれた高価な洋服に、同僚にそそのかされてつい袖を通してしまう。ところがその服を着ている所をたまたまこの地に遊説に来ていた上院議員「クリス」に見染められてしまい、ウソがバレたくないマリサはついスウィートの客を装ってしまったのだ。
【感想】 エジプトから帰って参りましたー!いやぁ〜・・・エジプト、最高っすよ!! てな訳で、エジプト旅行の際に飛行機の中で上映していた映画の感想など・・つーか、たまたまぴよが見逃してた映画を上映してくれてたのねーん♪ラッキー☆って訳で、一応見たからには感想等と。(てへ♪)
貧乏だけど清く正しく生きるシングル・マザーが、ある日ひょんなきっかけで大金持ちのサラブレッド紳士に出会い、更にその紳士に見染められちゃって・・って、全く持って何のヒネリもないド真中ストライクのシンデレラ・ストーリーなんすけどね。
この映画を見てぴよは2つ確信した。 ぴよはジェニファー・ロペスがあんまり好きじゃない(←いきなりカマす。苦笑) そして、ぴよはレイフ・ファインズをかなり高く評価してる♪
正直言って、話の展開自体は何のヒネリもないし、先もミエミエのどこにでもある恋愛映画なんだよね。 ジェニファー・ロペスの役ドコロはオイシイ。この役は黒人の実力派女優なら誰がやっても必ずハマると思う。ジェニファーがけなげに見えたのも、いいオンナに見えたのも、脇役のみなさんの力量次第だったんじゃないかと思う。 (そういう意味ではこの映画はかなり成功してると思うね) でも、ジェニファーの役は例えば・・ハル・ベリーがやってもやっぱり成功してると思うし、黒人女優じゃなくてもちょっと気の強い感じのキャラがハマる女優さんなら誰でも簡単に作れる役だったと思う。 そういう意味ではジェニファーに対してぴよは余り評価すべき点はなかったな。むしろ、友人達の後押しがなければ何も出来ないクセに言う事だけは一人前・・みたいな、鼻持ちならないオンナに見えてしまった。(^_^;)
そんな中でレイフ・ファインズの好演が一際光る。 彼は「羊たちの沈黙」シリーズの3作目「レッド・ドラゴン」の猟奇的犯人役で一躍その名をハリウッドに轟かせたけど、今回は先のレッド・ドラゴンやその後の出演作「スパイダー」等のキャラとは全く違う、精錬潔白な名家出身の政治家役を、実に清々しく演じ切っている。 彼は本当に幅の広い演技の出来る、貴重な役者さんだねぇ〜!
実際には絶対に有り得ない話だからこそ気軽に楽しめるという話・・・ ま、週末にビール片手にカップルで見るにはうってつけの一本だけど、それ以上のモノはないって感じか? (久々に感想書くのに相変わらずの毒舌ぅ〜♪笑)
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ちなみに機内上映では『メイド・イン・マンハッタン』『ザ・コア』『10日間で男を上手にフル方法』『トランスポーター』そしてこれはぴよが公開を楽しみにしている『ザ・リクルート』を上映してました! ・・が。「ザ・リクルート」は日本語の吹替えも字幕もなかったからさっぱり内容が判らず(号泣)
ちなみに明日は「ザ・コア」の感想UP予定だ!ふははははー!(笑)
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