監督:スティーヴン・ソダーバーグ 出演:ジョージ・クルーニー ナターシャ・マケルホーン ジェレミー・デイヴィス、他 オススメ度:☆+
【あらすじ】 惑星「ソラリス」を探査する宇宙ステーション“プロメテウス”の科学者グループが、突然地球との連絡を絶った。探索チームにいた親友のジバリアンからSOSのビデオメッセージを受け取った心理学者「クリス・ケルヴィン」博士は、プロメテウスに調査の為、単身向かう事になった。 ところが到着してみると、既にジバリアンは自殺しており、生き残っていた2人の科学者も極度のストレスと妄想患者的な徴候を示していたのだ・・・この宇宙ステーションで一体何が起こったのだ?
【感想】 ポーランドの生んだ巨匠スタニスワフ・レムの名作SF「ソラリスの陽のもとに」が原作。72年にアンドレイ・タルコフスキー監督が『惑星ソラリス』というタイトルで既に映画化しており、今作品はそのリメイク版な訳ですが・・・ぴよは原作も読んでないし「惑星ソラリス」も見てないっす。
予告編で匂わせてる雰囲気としては「SFサスペンス」ちっくなんだけど、実際に映画見てて全面に押し出されているのは、「恋愛」に対して誰もが持つ「トラウマ」・・・あの時こうしていれば今頃違った結果になっていたんじゃないか?あの時ああしなければ、私達別れずに済んだんじゃないか? そういう、恋愛をする上でもっともタブーだとも言える「IF」を取り上げた幻想映画系?だった。
これがもう・・・全然面白くないんだもーん!
「難解」とかそーいうんじゃなくてさ、とにかく話が薄っぺらいんだYO! 薄っぺらいのは内容だけじゃなくて、映像もめちゃ安っぽいし、眠たくなるよーなBGMに何も展開しないダラダラした回想シーンが入って、更に説明不足な世界観。これで寝るなという方が間違ってるぜっ!!(今日も吠えまくりぃ〜♪)
この映画のキャッチコピーは「人類は、まだその領域には足を踏み入れてはならない」ってんだけどサ、 ぴよに言わせれば「お前ら、もうちょっと踏み込んだ内容の映画作れや」ってトコロだよ!(苦笑)
が。そんな映画にも救いはある。 主演の「ジョージ・クルーニー」、彼ってステキじゃない?ぴよは「ER」見た時に思ったよ・・イマドキこんなにバタ臭くてエッチな顔のおじさんって、ちょっといないよなぁ!ってネ♪(あ、一応誉めてるつもりなんだけど。笑) そんなジョージ・クルーニー様が脱ぐ!脱ぐ!お尻もバッチリ出す!!(萌)
・・ネタ的には、もうちょっと切ない気持ちにさせられてもよさそーな話なんだけどサ、何か足りないねぇ。 「何か足りない」っつーか、「何もない」って言うのか(をい) ・・・ふーむ。この映画って難解なの?それともただのつまんない退屈な映画?
少なくともぴよには「つまんない退屈な映画」にしか思えなかったんだけどサ。(^_^;)
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