監督:ジョン・ストックウェル 出演:ケイト・ボスワース ミシェル・ロドリゲス マシュー・デイヴィス オススメ度:☆☆−
【あらすじ】 サーファーの聖地、ハワイ・オアフ島ノースショア。子供の頃から天才サーファーと言われた「アン」は、3年前の大会で事故を起こした事がきっかけで、思いきりのいいライディングが出来なくなってしまった。だがかつての自分を取り戻すため、数週間後に開催されるサーフィン大会の最高峰「パイプ・ライン・マスターズ」に出場することを決意したのだが・・・
【感想】 友達と2泊3日で海辺の温泉に旅行して来ました♪旅館の部屋からは海が一望出来て、「あぁ、梅雨が明ければこの海にも海水浴やサーファーが沢山押し寄せる事だろうなぁ」等と・・・って、これはただのぴよの日記だっつーの!(笑) ・・てな訳で、前振りも上手に(?)出来たトコロで、今回の映画は「サーフィン」の映画です♪ 間違っても「サーファー」の映画じゃないっす。ここポイント。(ふっ)
話は、ハワイ現地民の貧乏なサーファーギャル「アン」が、家族の絆や友情や恋愛等の様々なエピソードを交えつつ、トラウマを克服して10m超えの高波にトライして行く・・・ってさぁ、
何のヒネリもないし!
いきなり吠えてみましたが、本当にこの映画の見ドコロってのは、ブルースクリーンや水槽撮影は一切なしの完全ロケによる大迫力サーフシーン「だけ」が売り・・逆に言えば、話の筋なんてどーでもよくて(本当に展開はB級通り越してC級とも呼べないお粗末度)この映画見て「オレ(アタシ)もサーフィンやりてぇぇぇ!」と思ってくれればそれで万事OKっすよん♪てな映画なんだけどネ。
だから見せ場のサーフシーンは実に良く撮れてる! 高波にのまれた水中のサーファーって、こんな視界で海の中を見てるんだ・・とか、 パイプを潜り抜けるサーファーの高揚感や、最高の波を待ってパドリングするサーファーの緊張感ってスゴイ・・とか、 ・・そこら辺の臨場感は、サーフィンしないぴよでも充分ワクワクさせてくれちゃったりするんだけどネ♪
でもそれだけなんだな。(ふっ) サーフィン以外のシーン・・・チマチマと続くエピソードはどれもこれもクソですし!(今日も言いたい放題。苦笑) 家族の絆、友情、恋愛、どのエピソードも中途半端で感情移入も共感も出来ないし、大体からして主人公のキャラに全く魅力がないというのはいかがなモノでしょうか?(^_^;) たった一人の妹(しかもちょいグレてる)に嫌味言われただけで放置し、親身になってくれる友達の言葉には反抗的になり、そしてポッと出の金持ちスポーツマンにメロメロになった挙句、友達の声に耳も貸さなかったくせに彼にちょこっと励まされただけで俄然やる気になる女って・・・
相当感じ悪いヤツだとぴよは思ったんだがな(ぼそ)
これはサーフィンのプロモーションビデオだと思えばそれでよろしい。 そんな映画。ホントにそれだけ。(苦笑)
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