監督:カーティス・ハンソン 出演:エミネム キム・ベイシンガー ブリタニー・マーフィ、他 オススメ度:☆☆☆+
【あらすじ】 1995年ミシガン州デトロイト、この町を分断する「8マイル・ロード」が都市と郊外、そして黒人と白人居住区を分けるのだ。 黒人居住区でしがないプレス工員として働きながら、ヒップ・ホップでレコード会社と契約を結んでメジャーデビューを夢見る白人青年「ラビット」、彼は毎週末ラップ・バトルが競われるヒップホップ・クラブ「シェルター」でラップ・バトルに出るものの、黒人と肌の色の違いから受け入れられずに、そのあまりある才能を開花出来ずに悶々とした日々を過ごしていた・・
【感想】 今年のアカデミー賞「最優秀主題歌賞」を受賞した映画。 もちろん主題歌の「ルーズ・ユアセルフ」は主人公「ラビット」こと『エミネム』の曲ですよ。最近FMでしょっちゅう流れてるから、誰でも1度は耳にした事あるよね? この映画は、今アメリカのヒップホップ界のカリスマといわれるエミネムの半自伝的映画。彼がどうやって「8Mile」を超えてスターダムにのし上がって行ったのかというサクセス・ストーリー・・・の前振りって感じかな?
ぴよは全然ヒップホップには興味ないから、エミネム君を全く知らなかったと言ってもいいんだけどネ、
彼・・・ すっごく可愛い♪(萌)
元々役者さんな訳じゃないんだけど、演技もとてもいいっす♪つーか、自分の過去の事を自分で演じてるんだから、素のままでやってればOKな訳だし・・特に演技してるんじゃないかもしれないんだけどー(苦笑) いや、でも他の役者さん達と丁々発止しても全く遜色がない・・と言うか、むしろ彼だけが独特の空気感を持ってて際立って光り輝いていましたわネ♪やっぱり「カリスマ」と呼ばれる人間というのは、独特のオーラを発しているんでしょうか?
映画中でもラップ・バトルの様子だけじゃなくて、日々生活の中にラップがあって、自分が見たり聞いたり触れたりして心の内に生まれる様々な感情や言葉を、メモしたりラップにして表現するくだりがあって・・・きっとエミネム君はこーやって今評価されている過激かつ刺激的なリリック(歌詞)を生み出しているんだなぁというのが、オシャレで乾いた独特の映像からヒシヒシと伝わって来ましたわよ。
ま、簡単に言ってしまえば・・エミネム君のプロモ・ビデオ状態に近いんすけど。(^_^;)
映画中、やたらと「Hey! Man」「Fuck、○○〜」「Fucking、○○〜」ってセリフが多くて、普通の映画だったらあんまり出てこないセリフだと思うんだけど・・・耳に付いたっつーか、ぼーっと映画見ながら「あぁ、イマドキの若い子達はこーいう言葉遣いなのねー」なんて、妙に関心したりして(苦笑)
ぴよって・・・もうこの映画見て喜ぶよーな年代ぢゃないって事なん?(^_^;) 大体からして、エミネム君見て「カッコいい!」じゃなくて「可愛いっ♪」って思っちゃう自体・・・
お、おばちゃん化現象!?(どひーっ!涙)
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