2003年05月15日(木) |
トゥー・ウィークス・ノーティス |
監督:マーク・ローレンス 出演:ヒュー・グラント サンドラ・ブロック アリシア・ウィット、他 オススメ度:☆☆☆+
【あらすじ】 「ルーシー」はハーバード卒のキレ者でありながら、金にならない環境保護運動に取り組む熱血弁護士。再開発によって取り壊されそうな由緒正しい公民館の存続の為、NY最大手の不動産会社を営むハンサム社長「ジョージ」に直談判にやって来た。「公民館の存続を約束するなら落札に手を貸す」という条件を出したルーシーに対し、ジョージは「我が社の主任弁護士になってくれたら公民館の存続を約束する」と言って来た。迷ったルーシーは主任弁護士になったものの、これが間違いの元だったのだ・・・
【感想】 アメリカでは会社を辞める2週間前迄に辞表を提出しなければいけないという決まりになっているそうで、(日本だと1ヶ月前だっけ?)これを「トゥー・ウィークス・ノーティス」と言うんだそーだ。
勝気で負けず嫌いでちょっと近寄りがたいパーフェクトな女と、ハンサムでモテモテなんだけど超軽薄な大金持ちの男。 言っちゃ〜何だが、100年前くらいから使い古されたよーな男女の組み合わせの、見飽きる程世の中に出回ってる、どこにでもあるラブ・ストーリーの王道を、今新たに見せてやろーぢゃないか!・・という、大胆不敵な映画(笑)
まあ、キャスト勝ちです。えぇ♪ だってヒュー・グラントってば、軽薄な優男やらせたら右に出る人いないっしょ!はっきり言うけどネ、ぴよはあの底意地が悪そうで頭カラッポのハンサム男・ヒューが大好きなんだYO!(爆) この人は「ブリジット・ジョーンズの日記」で系統がはっきり決まったよね♪ んでもって、サンドラ・ブロックのキャラもキレ者だけど恋愛に実は奥手のカタブツ女が良く似合う。 どーでもいいが、ぴよは何度見てもサンドラ・ブロックが「すげーキレイなオカマ」にしか見えないんだけどな。(^_^;)
ジョージがルーシーの事を信頼して、何もかも頼りきりになっちゃうシーンは本当に笑える・・つーかウマい! それにイライラしながらも、友達の結婚式を抜け出してまで面倒見ちゃうルーシーのキャラも、いかにも彼女ならそうしそうな・・完璧主義で妥協を許さない女なんですぅー!っていう虚勢を感じてちょっと微笑ましいし、要するにこの映画って本当に「恋愛映画の王道」の、ど真ん中ストライクゾーンに直球勝負でやっちゃってる訳ですワ♪
ま、先の展開もミエミエだから安心して見ていられる分、感動には乏しいかもしんないけどネ。
ぴよが一番気に入ったシーンは、ジョージとルーシーがキャンキャン吠えながらも一緒に食事を取る場面。 一見「犬猿の仲」のよーな二人のやり取りが続いているのに、お互いが注文した料理の中に嫌いなモノが入ってると、当たり前のように嫌いな食材を取りかえっこしてたりするんだよネ♪ すごく小さいシーンなんだけど、こういうのが「何だかんだ言っても、誰よりもお互いの事を知り尽くしてる仲」っていうのを感じさせてくれて、ここはぴよ的に一番の名場面だったんじゃないかなぁ〜って思ってるわ♪
デートで見に行くのに何の不自由もない、実に判り易くて楽しめる恋愛映画ですわ。 勧めない理由も見つからないくらい、きちんとツボ押さえた映画だけに・・ぴよには逆に物足らなかったけどネ(苦笑)
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