2003年04月12日(土) |
ネメシス S.T.X |
監督:スチュアート・ベアード 出演:パトリック・スチュワート トム・ハーディー ブレント・スパイナー、他 オススメ度:☆☆☆
【あらすじ】 ライカー副長がカウンセラーのトロイと結婚してタイタン号の艦長に転属する事になり、長きに渡りピカード艦長と家族同様にして過ごして来た「エンタープライズ号」を降りる事となった。 結婚式の祝宴の為ベタゾイド星へ向かったエンタープライズ号は、航行中に宇宙艦隊司令部から緊急通信を受けて、惑星連邦にとって長年の敵だったロミュラン帝国の母星ロミュラスと平和協定の会談に向かうように命じられた。ピカード艦長はそこで史上最大の敵と対峙する事となったのだ・・・
【感想】 1966年に始まった超人気TVシリーズ「スター・トレック」の劇場版もオリジナルシリーズ6本に加え、次世代版の「新スター・トレック」シリーズがこれで4作目でトータル10作目の記念作品になるそーだ。一応今作品でこのシリーズも一応の完結という話らしいんだけど・・・?
完結編という事だからだろーけど、映画前半にかつてこのシリーズを飾ったお馴染みメンバーがチョイ役で出演してたりして、ファン・サービスも抜け目なくやっちゃってますし、スター・トレックシリーズを全く見た事がない人にも話が通じるよーに、一応この物語の世界観をソツなく説明するような展開が用意されてますが・・・正直言ってダレたかも。 だって、この映画をわざわざ劇場まで行って見る人で、スター・トレックシリーズ知らない人なんているぅ?(苦笑)
今まで色んな強敵を相手にしてきたエンタープライズ号のクルー達だけど、誰が最強って・・そりゃピカード艦長でしょ!てな訳で、完結編の敵は正にピカード艦長!!・・・じゃなくて、ピカード艦長のクローン体「シンゾン」 このシンゾンがね、確かにピカード艦長の若い頃はこんなだったんだろーなぁ・・って思えるよーな顔で。でもかなりの美形なのよ♪←って書いたら、まるで現在のピカードがイケてないみたい?(^_^;)
ある意味この手のシリーズ物は何が起ころーが結果は見えてる訳で。 結果は判っててもついつい見ちゃう「フーテンの寅さん心理」をガッチリ押さえてありますから、感想の書きようがないのですわ。見せ場のカーチェイスもどきや戦闘シーンあり、ちょっぴりエッチなシーンあり、ハラハラドキドキのピンチも固い結束で結ばれた仲間がうまい具合に現れて救ってくれたり、挙句にクライマックスはお約束の「お涙頂戴シーン」モリモリだったりしちゃってさ♪
よくよく考えるとさ、ここまで判り切った磐石な展開を今堂々と新作として作っちゃえるシリーズって・・今ではスター・トレックシリーズくらいしかないのかもしんないよなぁ〜! 新作なのに、まるで20年前のSF映画見てるみたいな気持ちになっちゃったもんな。(無茶苦茶書いてますぅ?苦笑)
これが「完結編」って事らしいけどね、 でもたぶんこの作品がウケたらまた「帰ってきたエンタープライズ号」みたいに舞い戻って来ちゃうと思うヨ♪ だってラストで何となく次に繋げれそーな雰囲気かもし出しちゃってたし(にゃは♪)
んもー!ホントにソツがないシリーズなんだからぁ♪(爆)
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