2003年04月02日(水) |
スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする |
監督:デイヴィッド・クローネンバーグ 出演:レイフ・ファインズ ミランダ・リチャードソン ガブリエル・バーン、他 オススメ度:☆+
【あらすじ】 デニス・クレッグは20数年振りに故郷の町に戻って来た。精神病患者の為の開放的施設に入所する為に。 狂気の淵をさまよいながらデニスは幼い日の記憶の糸をたぐり寄せる・・・飲み屋で出会った娼婦の虜になった父は、優しく献身的だった母を娼婦と共に殺害したのだ。
【感想】 1988年に脚本家であり小説家の「パトリック・マグラア」によって執筆された同名小説の映画化。映画化するにあたり映画脚本も原作者本人が手掛けている・・ってー事は、原作者が言いたい事や伝えたい事は、余す所なく完全に観客に向けて表現されてるってー事だよねぇ?(←これってイヤな前振り?笑)
主人公は頭がイカれた男(いきなり無茶苦茶書いてますが。苦笑) この「イカれ男」が自分の頭の中で回想して話は進んで行くんだけど・・・何と言うのか、すごく観客を「不安にさせる」と言うか「心もとない気持ちにさせる映像」って言うのかな。 はっきり言うと、あまりに地味で訳わかんないから眠たくなっちゃったんだけどネ(爆)
映画見てる間はさっぱり辻褄が合わねーぢゃんか・・って思ってたんだけど、要するに (ここから超ネタバレなので、未見の方はドラッグしないでちょ) 【父親を迎えに行った酒場でたまたま見かけた娼婦に性的興奮を覚えたデニス少年が、家庭(父)に不満を持ってる母親を不憫に思って、父親が家庭を顧みないのは愛人がいるからだ→あの娼婦に違いない・・って、勝手に想像して記憶を捏造したって事・・だよねぇ?(^_^;)】
ま、何にしてもだ。
全然面白くないんだYO!(怒)
くぅ〜!久し振りに吠えた!! 吠えたけど、レイフ・ファインズの演技はうまいと思った。あのおどおどした不安げな表情見ただけで、こっちまでイヤ〜な気分になっちゃうもんね!(いや・・誉めてるんですよ、一応。)
この映画見て共感出来る人って、きっと精神的にどこか病んでると思う。マジで。(^_^;)
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