監督:長澤雅彦 出演:内山理名 堤 真一 夏川結衣、他 オススメ度:☆☆☆−
※今回「あらすじ」の記述が人によっては「ネタバレ」と思う方もいらっしゃる可能性があります。 何も前知識を入れずに映画を楽しみたい方は、あらすじも感想も読まないでください。
【あらすじ】 卒業を2ヵ月後に控えた女子短大生「杉田麻美」は、ある雨の日に心理学講師「真山悟」に傘を差し出した。その日を境に麻美は真山に対して積極的なアプローチをするようになったのだ・・・実は麻美はずっと真山を見続けていた。真山に自分を知ってもらいたくて。真山に気付いて欲しくて。今は亡き母親が愛した男、そして自分の父の姿を。
【感想】 上に書いたあらすじは思いっきりネタバレしてる感がありますが、一応この映画の公式HPにも堂々と書かれているので問題はないだろうと思って、採用させていただきました。一応一言注釈など。(^_^;)
さて。内容を何も知らずに(先入観持ちたくないので、見るまでは映画について何も下調べしない主義なんす)この映画を見たので、最初内山理名ちゃん演じる「麻美」が「真山」のアパートの真向かいの部屋を借りて住んでいて、オペラグラスで毎日真山の様子を眺めたり、真山の後を付けたりしてるのを見て
爽やかでノスタルジックなBGMに乗せて、お前は何ストーキングさらしてんねん!
・・と思ったのですが(苦笑)
前妻への変わらぬ愛と会えぬ我が子への自責の念が呪縛となって、新しい人生への一歩が踏み出せずに苦しむ無口な男と、男に我が身の正体を明かせぬものの、自分の存在に気付いて欲しい娘のやりとりなので、非常にのんびりテンポで会話が進む・・・つーか、かなり「緩い」感じがしちゃったんだけど(^_^;)
でもネタさえ判って見ていれば、嫌味な程無口で朴訥なキャラの「真山」にも納得が行く。 ・・つーか、要するにネタを知らずに見たぴよにとってはただただ「緩かった」って言いたいんだけど(笑)
ぴよ個人的に一番好きなシーンは、堤真一と谷啓が絡むシーン。 「谷啓」演じるちょいとボケ入ったおっちゃんが「真山」に訥々と語るセリフを聞きながら、ぴよは「中島みゆき」の『傾斜』という歌を思い出していた。実はこの歌、ぴよが「みゆきSONG」の中で一番好きな歌なんだけどネ♪ 興味があったらこの歌の歌詞を読んでみてください。
どーでもいいんだが・・・ 内山理名ちゃんはとっても可愛いと思うんだけどサ、彼女のマツゲ・・・ちょっと強引に上げ過ぎてないか?(爆)
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