2003年02月19日(水) |
ノー・グッド・シングス |
監督:ボブ・ラフェルソン 出演:サミュエル・L・ジャクソン ミラ・ジョヴォヴィッチ ステラン・スカルスゲールド、他 オススメ度:☆☆−
【あらすじ】 チェロと孤独を愛する窃盗科の刑事「ジャック・フライア」は、隣人に頼まれて家出娘の捜索の為、ある通りまでやって来た。そこでたまたま玄関ポーチの階段で転んだ老女を助けたジャックは、老女宅に招かれて世間話をする内に、自分は人を探しに来た刑事だと告げたのだ。その途端後ろから何者かに頭を殴られ昏倒・・・ 気が付くと手足を縛られており、目の前には老夫婦と若い男、そしてイギリス訛りの紳士と目も覚めるような美女「エリン」の姿が。実はこの家は強盗グループのアジトだったのだ。
【感想】 今ノリにノッてる「サミュエル・L・ジャクソン」と、とにかく景気良く脱ぎまくる「ミラ・ジョヴォヴィッチ」の共演!ミラは前作「バイオハザード」でも冒頭から素っ裸で登場してくれたけど(笑)今回もとにかく脱ぐ!脱ぐ!脱ぐ!!(わはははは!)
ジャックはたまたま通りかかって助けた老女宅(実は強盗グループのアジト)で、犯人グループに「自分達の計画を悟られて捜索に来た刑事だ」と勝手に誤解されちゃうんだけど、映画見てても最初何が何だかさっぱりわからない。勝手に訳わかんない会話が続いて「???」の連続なんだけど、これは観客にジャックの視点で話を見せて「サスペンス仕立て」にしようという意図的な演出なんでしょうか?・・・だとしたらあんまり成功してるとは思えなかったんだけど(苦笑)
用意周到な「銀行強盗計画」が、ジャックの登場という番狂わせで次々と破綻して行くんだけど、そこにはハラハラもドキドキもなく面白味も欠ける。(今日も言いたい放題だぁ〜)
この映画の一番の見ドコロは、何と言ってもミラ・ジョヴォヴィッチのエッチな体1つって感じだけど(笑)映画のコピーで散々「魔性の女」と煽る割りに、彼女に魔性らしさを感じないのはどうした訳なんだか(^_^;) 男達それぞれに都合のいい事言って、何としてでも自分だけはお金を手に入れて自由になりたい・・という「浅ましさ」は充分判るものの(彼女が自分の生い立ちを語るシーンはちょっと興味をそそられたけど)それがイコール=魔性の女、というイメージに繋がらなかった。これ痛過ぎ。
ぴよが同性だからそー思うだけで、男の人が見たら「おぉ!こんなイイ女にこんな風に流し目で語られたら誰だって一発でコロリと騙されるぜぇ〜♪」と思うのかしらねー? まー今回も潔く素っ裸になってくれたし、あんまりヒドイ事言っちゃ可哀想よね(苦笑)
でも・・・ぴよはミラ・ジョヴォヴィッチってそんなに色っぽい女優さんだと思えないんだけどなぁ〜
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