2002年12月17日(火) |
犬夜叉 -鏡の中の夢幻城- |
監督:篠原俊哉 声の出演:山口勝平 雪乃五月 辻谷耕史、他 オススメ度:☆☆+
【あらすじ】 宿敵「奈落」を追い詰めた犬夜叉達、「かごめ」の放った破魔の矢と「犬夜叉」の鉄砕牙によってついに奈落を仕留めたのだった。ところが不思議な事に、それから満月の夜が幾日も続く・・・ その頃、奈落の分身である「神楽」と「神無」が何やら集めていた。「天空の姫・神久夜(かぐや)」と名乗る謎の女に操られ、富士の裾野で怪しい行動を取り始めていたのだが、果たして神久夜とは一体何者なのか!?
【感想】 高橋留美子原作のコミック「犬夜叉」の劇場版。TVアニメ化されて人気らしく、劇場版もこれが2作目なんだそーだ。 ぴよはTVアニメも見てないし劇場版の1作目も見てないんだけどね。(^_^;) マンガ喫茶で犬夜叉は結構読み進めてますから、キャラは説明されなくてもちゃんとわかるよーん♪(笑)
今回の劇場版用のオリジナルキャラは「神久夜(かぐや)」という謎の女。名前から想像付くと思うけど、誰もが1度は聞いた事のある古典「竹取物語」から題材を取ってます。
この「竹取物語」がネタになってるのはなかなか面白いと思ったんだけど、竹取物語に登場する5つの宝物(かぐや姫が求婚された人達に求めた品々)を集める役ドコロの「神楽」と「神無」の存在がどーにも浮いてる気がしなくもなく。(^_^;) 更に宝物の1つ「佛の御石の鉢」を持っていた謎の巫女さん(この人TV版には出て来るの?)も、どうしていとも簡単に神楽達に宝物渡しちゃった訳?その後巫女さんは犬夜叉を助けるよーな行動も取ってるけど、全くキャラクター設定が見えないんだよな。(苦笑) TVアニメ版を見ている人には納得が出来るんでしょうか?ぴよにはすっごく浮いて見えるんすけど。
神久夜との戦いも苦労した割りにはクライマックスが多少お粗末な感も否めず。 基本的に「奈落」というキャラクターを大事にしたいという気持ちは判るんだけど、あんなに簡単に復活出来ちゃうくらい強いんだったら、とっくに半妖の犬夜叉達なんてやっつけられちゃっててもおかしくないと思うんだけどなぁ(笑) 別に神久夜の永遠の命なんて必要ないやんけ!・・あぁ、ツッコミどころ満載!!(爆)
やっぱりこの映画の一番の見ドコロは、今までの高橋留美子アニメには絶対にタブーだった、某シーンが挿入されているという所なんでしょうか(あは♪) この映画、あのシーンの後に神久夜がやっつけられちゃって、そんでハッピーエンドでよかったよ。 ・・あ。そーすると奈落の存在が浮いちゃうか?ふーむ。なかなか無理難題が詰め込まれた話だなぁ(笑)
|