監督:大森一樹 出演:織田裕二 渡辺 謙 黒木 瞳、他 オススメ度:☆☆
【あらすじ】 20世紀初頭、清朝崩壊寸前の中国上海。この街を闊歩する謎の日本人「伊沢修」は、ある中国大物武器商人をペテンにかけた事で、武器商人から刺客を送られ命を狙われるハメになってしまった。危うく刺客に殺されそうなところを中国人革命家「関」に助けられて一命を取りとめた伊沢。 ところが関は、命を助けた代わりに自分達の活動の手助けをしろと、とてつもない難題を吹っかけて来たのだ。それは日本陸軍から大量の武器弾薬を奪い取るという、途方もない計画だったのだ。
【感想】 織田ユージ君主演〜♪織田クン好きなのー♪好き♪好き♪(*^^*) そんな織田ユージ君が、今回は数ヶ国語を自由に操り、上海で自由気ままに生きる謎の大物ペテン師の役だよー♪
つかね、
織田クン、ペテン師が全然役似合ってない!
あーん!大好きなのにいきなり吠えちゃダメぇ〜!(笑)
だってぇ。まずからして中国語が全然イケてないんだもーん!しかも途中で韓国語とかドイツ語とかチョロチョロ話すんだけど、どれも全然イケてないんだもーん!(^_^;) 更に加えるなら、織田クンと共演させなきゃいけないから、中国の役者さんにもかなり強引に日本語を喋らせているんだけど(劇中では日本に留学経験があるとか、そーいう設定だったな)これも非常に聞き取りにくいし、かなりの棒読み状態で。
この映画の見ドコロは何と言っても、織田クン演じる「伊沢修」が日本陸軍相手にかます大ペテンなんだけど、これは結構手が込んでて面白いと思った。割りと細部に渡って色々手を尽くしていて、そのカラクリを陸軍中将「東正信」が見破ったり、更にペテンをかけ合ったりするのは、なかなか見応えあります♪ ・・・ま、脇を固めた「渡辺謙」や「黒木瞳」の演技に支えられてるトコロは多分に否めませんが(苦笑)
細かくエピソードを入れて、見せ場も多いハズなんだけど・・・どーにもこーにも「小粒」で「安っぽい」感じがして仕方ない。 日本陸軍をペテンにかけるんだから、相当規模の大きな話のハズなんだけど、何がいけなかったんだか?ちょっと軽妙過ぎたんでしょうか?それともやっぱり聞き取りにくい織田クンや向こうの役者さんの台詞に違和感が有り過ぎたのか?
やっぱり根本的に織田クンにペテン師役が似合ってなかったと言うしかないっす(あは♪) もっとうんとおチャラけた映画にしちゃうか、それとも「踊る大走査線」よろしく、織田クン得意の熱血野郎で終始させちゃった方が、見てて安心して楽しめる作品になったんじゃないかと思うんだけど・・・
織田クーン!新境地なんて求めなくてもいいからぁ〜!(をいをい)
|